初夢は何かを追う夢

元旦から数時間経過した時の話である。
年越しパーティに遅刻して日付け変更線またいだ後なのに、まだ心の中は紅白歌合戦やってるみたいな気分。
もうカウントダウンとか終了したのに、敢えて蛍の光を歌いたくなるへそ曲がりがここにいたのだ！
年始の雰囲気にも関わらず、年末にほんの少しタイムスリップして即ち孤立するような。日本でなく時差がやや後退したフィリピンやニューデリーなら打ち解けられただろうか、コロナがいかんし難いが、いささか周囲と合わせるのがしんどくなる時が来るんだ。
皆様は有馬記念は見ただろっか。何やら歴史的名レースらしいのに、我輩みたくても見られなかった。今も確認できてない。

丁度ファッションかスポーツギアにありがちな、ニューモデルが受け入れられず、現所有の一昨年度発表物に固執しながら数年経過し、その時受け入れられなかったモデルが欲しくなる不安。
しかし廃盤ゆえ程度の良いモノが出なかったり、プレミアム値段で無駄金費やしたり、こんな見損ない方で無い物ねだりをしたくなる憂鬱に。
もしかしたら、一年ぶりのレースを制したり、再起不能と言われたままラストレース臨んだら劇的勝利の大団円に匹敵する名レースなら、あの時あれがあって見られなかったといういい思い出になれば、なんてね。
まあ後の祭りって、血を残すという試みとか父系存続させる活動もそうなのか。もっと早く取り組んでいれば、地方下級条件で150回近く走って10 回も勝てなかった馬よりも種牡馬にふさわしい実績・血統馬が居たのか、とか。

以前の日記の内容でも怪我人笑い者にしたりと、我が打ち込むスポーツなど、応援どころか誰もが足を引っ張ろうとしてる気が。確かに我輩も、義務教育辺りの同級生の部活とか、勝って欲しい思ったことがなかったから、ある意味因果応報だろと。

ところで近頃、スケボーの少年たちの気持ちを多少理解することが、まあ彼らの小径車輪での着地や移動時の、どうしても小さくできない音が度し難かろうと、可能になってきた。
正式種目の認定受けながら、もっと白眼視されてるアスリートもいると思えば、それこそがモチベーションの要因になると、肯定的に見れた訳で。

何の種目か我輩、どうやっても応援できなくなったスポーツがあり、その有料放送を流しつつファンが集まるバーや居酒屋で、怪我した選手が担架で運ばれる場面になったら冒頭の歌にて愚弄して、最悪な酒の飲み方に走りたくなった。あとは東京音頭の冒頭部分でくた○れとか。
歌唱欲のフラグ回収です。。。

それにしても、あけましておめでとうと書くべき場面で良いお年を、も書いたりして、体内時計が致命的に狂ってる。

だが、公園の階段の手すりを滑ったりすることで得点を競うなど、前述の受け入れられにくい正式種目で思いとどまった。
日曜TBS朝スポーツコーナーの司会やめた安打製造機おじいさん節では「こんなの何が楽しいのかわからんね」って言われそうだが、言われる側も、発言側が若い頃取り組んだ種目も、向上心は変わらないんじゃないかなと。
まあ問題発言の多いおじいさんはね、ジャーナリズムより、あのお年でまだ元気というのを見て、勇気付けられるお年寄りが居ることが大事みたいね。
わかるよね、ナイスネイチャのクラファンに、新馬競りの平均落札価格を遥かに超える金額が集まることから、長生きできる社会はそれだけで素晴らしいと。けど、ああいう昭和的な放漫キャラも、もう生き残れんか。

酷すぎる遅刻癖が、一年を数時間で終わらそうとするケース。
時間に合わせずに動きたがることが、時を操り一気に次の年にワープする魔力を秘めてると、厨二気取って独りよがりな解釈に走るけれど、何しようとしてもことごとく出来ずに終わりそうな、見事に縁起悪い年初め、目標も抱負も全て無意味になるのか。
いや、正月というイベントも大袈裟になる必要は無く、棒一本で終了という生き方にたどり着くのかと。なんだっけ高浜虚子の、

去年（こぞ）今年 貫く棒の 如きもの

昆布巻か伊達巻だけあって、休みだらけで買い物すら出来ないというだけの、何でもない退屈で寒い日という虚無であってもいいという。
近頃はコンビニ、駅前の店なんか元旦から営業もザラなだけに、そんな心配も無くなったのはよいことなのかなって。

正月から無明の精神を。他と差をつけるとか大それた事は別に。
ただ、光があれば影もあると御託並べつつ、夜道を満遍なく照らせば犯罪は減るけれど、昼と夜の区別がつかず、体内のリズムが狂うのは間違いない。それに、エネルギーの消費量節約にも反するから、陽キャラだけではやっていけない場合もある。異論は認めざるを得ない。