北里柴三郎と北島三郎を交差させてみるトーク

武漢テドロス菌の流行が再び悪化しているということで、伝染病の歴史ってのを見てきた。
アステカの先住民を滅亡させた天然痘もあったり、近代ではスペイン風邪が災害レベルの死者を出したそうだし、エイズはフレディも犠牲になった。

中でも凄まじいのが、14世紀ヨーロッパの黒死病。
死者が人口の過半数という甚大な被害は、それこそ当時の人々の恐怖は今の比では無かったそうで、幾つもの集落が廃村になったくらいだそうな。
その原因となったウイルスの発生源が、ディズニーさんが産んだミッキーのモデルとなった哺乳類であったのが発見されたのは。20世紀前後の、北里柴三郎医師の研究であった。
こうして、被害の深刻度に対して何百年も進まない対策の遅れということで、人々に絶望を与えた。

さて、キタサンブラックが幾ら強いからって里柴をジマと読むのは、歴史の先生と理科の先生、あるいは音楽の先生まで困惑する場合があるのでやめときましょう。

芝Gワン8勝の偉業を成し遂げながら、従来の記録保持者と比較され続ける議論が発生し、とっさに北島三郎さん所有の最高傑作馬のトークを始めてしまった訳なんだ。
歴代最強馬論争ってのは大概荒れるもんだが、同じ勝負服のマイルチャンピオンシップ出走予定の三歳馬。
天皇賞秋まで回避したのは謎だった。菊花賞出りゃいいのにってのは外野の意見か、うん。
見せるためのスポーツより、一口会員の利益を優先ってのがあからさまになって見えたのが、なんだかなーって。一口出資をビジネスと思わない我輩とズレを感じるし、強い者達の立場を守る政治的なしがらみにも見えてね、まあ絹糸軍にしかわからない苦しみがあるのだろけど。
ヒエラルキー頂点への陳腐なやっかみと思って忘れてくれると助かる。
しかし、スイスの名作ロンジンの看板をバックに、バグやチートやTAS級の2400mレコードタイムを叩き出した能力は本物だと思う。

まあ、北島三郎、北里柴三郎。両方の違いを覚えておくと、社会と理科と音楽でいい点取れるかもしれない。