どうも、吸いませんでした

競馬場を無観客にした例のウイルスの騒動以来、我輩の前で咳する輩が増えた気がする。いや被害妄想とのご指摘に対し過度に逆らうのもしんどい話なんだが、我輩に嫌われる秘訣はズバリ、歩き煙草である。
その実害を、それをやめずに逆上する奴らが納得するように説明できる内容を披露する自信は無いが、まあそれはコロナ騒動以前から頻繁に見かけた。
更に本日から室内禁煙が法制化されたことで、今以上に溢れ返るのは目に見えている。その状況は悪質であると言わざるを得ない。

と書き連ねると、喫煙自体を絶対悪とみなしている頭のカタい層と思われそうだけど、まあJTのやり方も、禁煙対策も、色々無茶な対策になって仕方ないから、脱法行為に走るのではないかと。

まず、依存性というのは、天然の煙草以上に現在の煙草は強いと言われている。もしかしたら、一部の違法薬物より強いのだろうか。
長期保存の劣化を遅めたり、火が付きやすくなったりするための添加物がそうしているらしい。
しかも、JTの指定した方法のみで農家から集めたリーフを加工し、それ以外の方法を法制化で禁止しているので、日本で売られている煙草には前述の依存性により歩き煙草すら我慢できないようになってしまうのは、何も喫煙者だけの落ち度ではなさそうである。

良識を以て煙草吸う人たちもいることには居る。その人たちの負担になるような施策を、国は考え直す必要があるように思われる。