517件のひとこと日記があります。
2012/12/31 21:57
今年最後に最近気になったニュースまとめ その2
■シーキングザダイヤがチリからアメリカに移動
http://www.bloodhorse.com/horse-racing/articles/75246/seeking-the-dia-to-bridlewood-farm
日本で1年供用の後、アメリカ・ケンタッキー州の大手牧場ヒルンデイルファームに移動。2010年までここにいた後、チリのマタンシラ牧場にリース供用(2010年にシャトルで行ってそのまま帰ってこなかったと思った)。そこで2年供用の後、アメリカ・フロリダ州にあるブライドルウッドファームに移動した。
スタッドマネージャー「血統、競走成績、馬体のすべてにおいて品質を満たした種牡馬で、この馬の供用はフロリダの生産者にとって絶好のチャンスとなるでしょう」
ケンタッキーとは比べるべくもないが、ストーミーアトランティック/Stormy Atlanticやプットイットバック/Put It Backなどがいて、フロリダでは大手のスタッド。2013年の種付料は3500ドル。これまたこのスタッドでは3番目に高額で、なかなか期待されているっぽい。
■エクリプス賞受賞馬で存命では最高齢だったロードエイビー/Lord Avieが34歳で死亡
http://www.bloodhorse.com/horse-racing/articles/75266/eclipse-champion-lord-avie-dies-at-34
1980年のエクリプス賞最優秀2歳牡馬。2歳時にシャンペンステークスなどG1を2勝2着3回。3歳時もフロリダダービーを勝ってケンタッキーダービーの有力候補だったが故障でクラシックを棒に振る。その後は年内3戦したのち古傷が再発して引退した。
引退後は1000万ドルのシンジケートが組まれてスペンドスリフトファームで種牡馬入り。もっとも2002年に種牡馬引退するまでのほとんどをレーンズエンドファームで過ごしている。3頭のG1馬を出したがシンジケート金額を考えると期待ハズレ。日本ではジャパンカップで人気薄ながらベタールースンアップの2着に突っ込んできたオードが有名だろう。ほかには持ち込み馬でアルゼンチン共和国杯3着のパソドラードがいる。
種牡馬引退後は自身の産駒で現在21歳のBoyceとともにブルーリッジファームで繋養され、28日に老衰で死亡した。元調教師のダニエル・ペルシッグにとっては「一生に一度の馬」という思い出の馬で、毎年4月には必ず会いに行っていたそうだ。実際、彼のキャリアでもっとも賞金を稼いだのはロードエイビーが活躍した1980年だった。馬主は10人以上の共同馬主らしい。トレーニングセールで37000ドルの馬が1000万ドルのシンジケートを組むまでに活躍したのだから相当儲かったんだろうな。
■東京大賞典の結果を伝える記事で岩田騎手の乗り方が紹介されている
http://www.bloodhorse.com/horse-racing/articles/75259/roman-legend-back-to-winning-ways-in-japan
岩田騎手の乗り方について「独特の上下する騎乗スタイルを編み出した」って感じで紹介されてる。アメリカでもあれは珍しく映ってるみたいだね。
■青木芳之騎手の死亡を伝える韓国のブログ
http://korearacing.wordpress.com/2012/12/26/former-seoul-busan-jockey-yoshi-aoki-has-died-aged-35/
ヨシの愛称とゴドルフィン風の勝負服で競馬ファンに愛されていた、とある。
■米二冠馬アイルハヴアナザーのスライドショー
http://www.bloodhorse.com/horse-racing/slideshows/slideshow/illhaveanother/ill-have-another
クラシック戦線での活躍からビッグレッドファームでの様子まで。扇風機で遊んでいるのと干し草をモッシャモッシャしてる画像がほほえましい。