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2012/12/30 14:09

いろいろあってお蔵入りになったニュースを復活させてみる

タレコミや日記に載せようと思いつつも多忙でタイミングを逃したり、記事の存在に気づくのが遅かったり、オレは興味あるけど他の人はどうかな? などで公開を見送ったニュースをもう一度引っ張りだしてみました。そのなかでも特に惜しいと思った話題を2つ。


■女性調教師の草分け的存在が102歳で死亡
http://www.telegraph.co.uk/news/obituaries/9727575/Helen-Johnson-Houghton.html

ヘレン・ジョンソンホートンの死去とその生涯についての記事。公式な記録はないものの、1956年にジルドレで2000ギニーを単勝51倍の人気薄で勝って、英クラシックを初めて勝利した女性調教師となった。が、じつは当時は女性調教師は認められておらず、名義は助手の男性のものだった。別の女性が起こした裁判を経て1966年にようやく女性調教師が認められた。認められていなかったことについてヘレンは相当ご立腹だった様子。

10代前半での結婚話に反発して家出したり、結婚式の費用を夫が競馬の賭けでスッて延期したり、夫を狩猟の誤射で失ったりと、なかなか波乱万丈の人生を送っている。ちなみに双子の兄は障害競走の伝説的調教師のひとりフルク・ウォールウィン。彼女の後は息子のフルクが継ぎ、彼はリベロリボッコ、ハビタット/Habitatイルドブルボンなどを手がけて成功した。現在はその娘のイブが後を継いでいる。

んで、ここまでの馬名のリンクを見れば分かると思うけど、ヘレンとその息子の代表馬はほとんどが日本で種牡馬として導入されてるんだよね。ハビタットは例外だけど、かわりに産駒のスティールハートハビトニーが輸入されてる。そういう意味でももうちょっと知られてもいい人かな、と思った。


■韓国産馬がアメリカで初勝利 ※ただしアメリカに丸投げ
http://www.brisnet.com/cgi-bin/editorial/news/article.cgi?id=31538

カルダー競馬場でフィールソーグッドという韓国産馬が未勝利戦を3戦目で勝ち上がり。この馬は最初からアメリカの調教師のもとでトレーニングされてて、今回の結果を受けてKRAの関係者は「馬が弱いんじゃない、調教技術の問題だったんだ!」てなコメントをしている。このあとは韓国に戻してセリで売る(売った?)っぽい。あと、韓国の調教師を預託したアメリカの調教師のもとで研修目的で滞在させてるっぽいね。


■上のニュースを受けての韓国での反応
http://korearacing.wordpress.com/2012/09/11/after-feel-so-good-wins-in-the-us-kra-tells-trainers-maybe-we-found-out-that-the-problem-is-not-the-horse/

競馬新聞で一面トップになってる画像があるあたり、けっこう大きい扱いだったみたい。
ちなみにこのブログでは

・種牡馬は揃っているけど繁殖牝馬は貧弱
・韓国で禁止されているラシックスを使用している→禁止解除とかアホなこと言わねーよな?

といったあたりが指摘されている。

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    2012/12/30 22:55 ブロック