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2021/10/08 11:06

日本馬が凱旋門賞に勝つには

パリ・ロンシャンの馬場と日本の馬場を比べると「重い馬場」とか「全くの別物」とか言った考えがある様だが果たして正確と言えるかを考えてみたい。
例えば日本の1400mのレコードタイムは2002年のマグナーテンの1分19秒0。これに対し凱旋門賞と同じ日に行われる同じ距離のフォレ賞のレコードは2015年のMake Believe(メイクビリーヴ)の1分17秒05で2秒近くも速いのです。更に見て行くと前年のOlympic Glory(オリンピックグローリー)も1分17秒73で走っています。となると、「速い日本の馬場」なら日本馬といった見方には少々疑問があることになります。
凱旋門賞と同じ2400mの世界的なレースとしてはアメリカのブリーダーズCターフ、香港の香港ヴァーズ、それに2410メートルですがドバイのドバイシーマクラシックがあります。ブリーダーズCターフ、香港ヴァーズは圧倒的に欧州馬なのが現実。
もちろんこの時期は日本ではジャパンCや有馬記念とあるので一流馬が参戦し難い理由もありますが・・・。
しかし、日本馬も参戦しやすいドバイシーマクラシックもG1になった2002年以降を見ると欧州馬・欧州馬が地元ドバイでも開業する厩舎に入っている馬の天下である。平坦なメイダン競馬場は、適性で言えば日本馬に分がある様に思えるが実際には日本の一線級が次々と跳ね返されています。
日本と欧州の馬場の違いというより、本当に強い2400m専用馬が日本にいないのが原因の可能性もあるのではないか。天皇賞・春の勝ち馬がことごとく負けていることから参戦する馬の選択に問題がないのかといったこともあるのかも。実績、実力で2400m戦でも通用する馬が挑戦していなければ勝てないのは当然です。
そのあたりを社台を初めとする生産者及び調教師はどう見ているのか知りたいところです。

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    2021/10/08 11:52 ブロック