351件のひとこと日記があります。
2020/04/21 22:08
新しいサポートホース
この数日、ナイスネイチャのbirthdayツィートのバズり(あくまで私的です)や、シングンマイケルの死亡事故、トウカイテイオーの誕生日など、などで気分が上がったり下がったり忙しくて、コロナの恐怖がそっちのけでした。
それに加えて、しばし悩んだ末に決めた新しいサポートホース。
最近、引退馬協会のフォスターホースになったバンダムテスコ君。
まだ3才になったばかりのお子ちゃまです。
そんな若いお馬が何故引退馬協会にきたのか、というと実は彼、全盲なのです。
調教中の事故で失明し、競走馬になる事さえ出来なくなりました。
一昔前なら、こういう仔は夜分に人知れず馬運車に乗せられ消えていく運命でした。
でもこの仔は周りの人に恵まれ、何とか生かす道はないかと引退馬協会に、話がきたのでした。
この仔のプロフィールを見た時、なぜか私の脳裏に1頭のお馬が蘇ってきました。
ルーベンスメモリー・・・片眼の競走馬でした。
この仔が引退した時、引退馬に関わり始めたばかりの私は、後先考えず行方を探し始めました。
ただひたすら彼のこれからを見届けたくて。
何ヵ月もかかってやっと見つけた所が彼の最後の場所だったと、今の私にはわかります。
でも、その時の私には馬社会の厳しさがわかっていませんでした。
見つけた所にした電話の答えは「彼は引き取り手ができてここにはいません。ただ、ああいう体の仔なので会いにいったりはしないで欲しい」
今でも相手の方の重苦しい話し方がはっきり記憶に残っています。
その時は単純に"引き取り手がいて良かった"と思ったのですが、その声の暗さが何故か引っかかっていました。
今思えば、引き取り先というのは業者さんで、私が電話した所は肥育牧場だったような気がします。
ルーベンスはきっともういないでしょう。
そんな事を思いだして、この若くて失明し、それでも生きる道を掴んだ彼のこれからを見守りたい気持ちが止められず、扶養家族を増やしてしまいました(大丈夫か、私)。
バンダムテスコ、まだまだこれから長い馬生です。
全盲だって幸せになる権利はあるはず。
そんな彼の幸せ後押しに参加してくださる里親さん、大募集です。
どうぞ宜しくお願い致します。
詳しいことは引退馬協会のホームページまで。
今はまだ失明の現実になれていず、人に頼りきりのバンダム君です。
これから時々、彼の成長記録をアップしていこうと思っています。
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エドリンさん
mikoさん、ありがとうございます。
彼の場合まわりの方達、調教師さんやスタッフさん達に恵まれたと思います。
まずはすぐに出されるケースが殆どですから。
彼がこれから成長していろんな挑戦をしていく姿が、同じようなハンデをもつ人に勇気を与えてくれたら、と願っています。 -
mikoさん
バンダムテスコくん見えないことに慣れるまで不安でしょうね。
いいオーナーさんに恵まれましたね
エドリンさんの辛い思い出話もありがとうございます
バンダムテスコくん
幸せになろうね -
エドリンさん
エリーさん、ダブルポチありがとうございます。
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エリーさんがいいね!と言っています。
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エリーさんがファイト!と言っています。
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エドリンさん
首都羅臼さん、ダブルポチありがとうございます。
またやっちまった(苦笑)。 -
首都羅臼さんがファイト!と言っています。
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首都羅臼さんがいいね!と言っています。
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エドリンさん
にるきんぐさん、いいね!とコメントありがとうございます。
サッカーボーイやヤエノムテキ達と走ってたバンダムテスコですね。
きっとオーナーさんの思い入れのある名前なのでしょうね。
残念ながら競走馬にはなれなかったけど、命を繋ぐという贈り物を貰う事ができた彼は強運だと思います。
見えない事はハンデではなく1つの個性だと、彼のこれからで証明して貰いたいです。 -
にるきんぐさん
「バンダムテスコ」という馬名に懐かしさを覚えました。ただただ幸せにと祈るばかりです。
隻眼の名馬といえばキョウエイレアも忘れられません。