中京競馬場について

この7月は中京をメインに勝負しましたが、結果としては45000円の馬連万馬券的中もありプラス収支で終えることができました。

さて中京競馬場の芝コースの傾向についてですが、開幕週は明らかな外差し馬場で追込みもよく決まる状態でした。特にディープインパクト産駒の活躍ぶりには目を見張るものがありました。
しかしながら開催が進むにつれ枠関係なく先行勢が残るようになり、あれほど活躍の目立ったディープインパクト産駒の差しは徐々に鳴りを潜めていきました。
代わりに台頭してきたのがダイワメジャー、キングカメハメハ、マンハッタンカフェ、ステイゴールドといったパワー系の先行および差し馬たちで非常に上がりもかかっている状態でした。中京記念で上がり最速だったサダムパテックの上がり3Fが36.1ですからほとんどダートのような数値です。（去年の上がり最速フラガラッハが34.2）
加えて開催最終日においては内枠の異常な痛みが見られ内の先行馬が先行できずに先行するのは外からばかりといったような事態もおこっていました。
レース終了後に馬場の一般開放があり実際に馬場に入って感触を確かめたのですが、内の芝は本当にボロボロかつボコボコという状態で、場所によっては見事に芝が禿げ上がりほとんど土と言ってもよい感じでした。そのような状態でしたから上記のような現象にも納得ができます。
連日の雨に加えて今季開催からコースを三周する障害競走が多く組まれるようになったことによって、このような極端に痛んだ馬場になってしまったのだと考えられます。次期開催においても同じようにレースが組まれるのであればまたこのような馬場になってしまう事は疑いの余地がないでしょう。

そして最後に特筆しておきたいのが、ここでのチチカステナンゴ産駒の異常ともいえる強さで、人気関係なく問答無用で買いでよいと思います。特にマイル戦においてその強さが顕著であり2012年から現在までの複勝回収率が800％を超えるという極めて極端な数値が出ています。是非参考にしてください。