一口馬主のデメリットとは・・・ 一口馬

一口馬主のデメリットとは・・・

一口馬主のメリットは、少額でオーナーになれる事、厳しい審査が無い事。その他いろいろ。
馬主に興味を持った人は、一度はやってみたいと思うのではないだろうか。

株やらＦＸやら、その他の投資に関してはあらゆる情報が流れる昨今。
しかし、馬主に関するビジネス誌はあまり見当たらない。
一口馬主かて、立派な投資である。利益を出さなければ面白くない。可愛いお馬さんのためのボランティアにはして欲しくない。

では、一口馬主を始めるに当たり、そのデメリットについて少し考えてみたい。

何人かの馬主で一頭の馬を所有する。
不動産投資でいうマンションの区分所有だ。
まさに性質はそっくりで、少額でオーナーになれるが、自由がきかない。
区分所有マンションでいう、毎月の管理費と修繕積立金が、預託・飼葉料にあたる。
入退去にかかるリフォーム代や故障設備費用は、獣医代・装蹄料だろう。

自由がきかない。というのが非常に厄介で、
上記に挙げた管理費、修繕積立金、リフォーム代の部分は、不動産投資と同じく競走馬でも非常に不透明な部分である。
また、経費を削減するなら勿論この部分であるが、サラリーマンオーナーにこの不透明な経費がわかるはずもない。

では、どうすれば良いか。
これは、至ってシンプルである。
外注する必要がないクラブの馬を買うことだ。
どんなことでも、外注すれば経費がかかる。
特に、獣医や装蹄師を常駐している牧場のクラブは、安心だろう。

もう一つ。最も重要とする、人間でいう小学校〜中学校〜高校での体力づくりに必要な、ある程度の調教施設を所有するクラブ。
または、繋養先が大型調教施設を利用している牧場であること。

この２点は、ちょっと深い話なので次回もう少し詳しく書き込みたい。