中央とローカルとオルフェーヴル

http://number.bunshun.jp/articles/-/277567

恥ずかしながら、このコラムを読むまで実態を知りませんでした。コラムの要旨としては、

JRAは今年度から収入増加のための財政策として、採算性の薄いローカル開催（札幌、函館、新潟、福島、小倉）を減らし、中央開催（東京、中山、阪神、京都、中京）の日数を増やしている。
日程の発表時にわかっていたことだが、体感してみると、やはり短く感じ、物足りない思いは強い。
この決定には、「無能な」政府や「名前ばかりの」有識者が決定の中枢にいると思われ、来期以降、さらなる期間短縮が行われる可能性もある。
これに対し、当該地方自治体は声をあげるべきではないのか。
地域貢献とファン層の拡大、普及はスポーツの本質のはずだ。

と。長すぎて要旨じゃなくて、模写になっちゃった…。

この話題に関して、僕は当該地域の居住でもなければ、意見するほどの知識も持ちあわせていないので、あまり大仰なことを言ってもなんですが…。

中央集権、巷で話題の言葉です。
人が多くいる場所では、商業的に価値が発生し経済活動が盛んになる。そして、人が増え、利便性のため権力が集まる。人の数は権力と同義。
その繰り返しが、民主主義、資本主義の国の成り立ちであり、例えば戦争などのイレギュラーなことが起こらない限り永遠に続いていく。（実際に何百年も続いた例は未だないですが…。）

アタマが大きくなれば血の循環が悪くなり、ところどころに悪性の癌ができても気付けない。
中央集権に限界というか、よろしくない未来が待っていることはみんな知っている。ただ、みんな自分の生活や利潤を守るために流れに乗るしかない。うーんジレンマ。

必然といえばそうだけど、このまま指を咥えて見てるのもなんかなぁ。実世界はどうもならなくても、ミクロの世界、中でも自身の趣味の世界くらいは同じになって欲しくないなぁと思うのです。

地方自治体が立ち上がるためには、採算の取れる体制＋αが必要。＋αとは地域への貢献、例えば雇用であったり、近隣施設の金銭的利潤であったり、教育への好影響（賭博じゃ無理か…）。
なんせよ、「競馬」は儲かる！という仕組みや意識付けが必要。

そのために、オルフェーヴルには凱旋門賞勝ってもらって、競馬人気の再興することが一番の近道だと思うのです！
永続的には厳しいかもしれませんが、キッカケになればいいなと思ってます。

最終的に安易なとこに帰結してしまったけど、頑張れオルフェ！
また重い斤量（期待）背負わせちゃったｗ