3件のひとこと日記があります。
2014/01/13 08:36
『名馬、ナリタブライアン』
1994年、皐月賞・日本ダービー・菊花賞に加え、暮れの有馬記念を制し、
その年の年度代表馬に選出された、三冠馬ナリタブライアン。
上記4戦で2着馬につけた着差は、実に18馬身と1/2。
同世代も古馬たちも力でねじ伏せた、文字通りの怪物。
あれから、20年・・・・・・。
もう、20年ですか。
眼を閉じれば昨日のことのように、あの勇姿が思い出されます。
岡部 「エンジンが違いすぎる」
青葉賞勝利のエアダブリンで自信アリの表情だった名手もぼやく。
南井 「やったな!ちゅう感じで」
ナリタ三冠制覇後、6人気マーベラスクラウンで、まさかのJC制覇。
南井に風が吹いた94年。
松幹 「最後の直線で、よく 『オォーーラァーーー!』 って
叫び声が聞こえるんですよ。
振り返ると、いつも南井さんがいました(笑)」
剛腕・南井。差し・追込、得意。
でも、周りに迷惑かけちゃ、いかん(笑)
細江 「『直線で前が開かないとき、どうしたらいいんですか?』
って、武さんに聞いたんですよ。そしたら、
『開けてください♪って言ったら、開くんじゃないの?』
って、言われました(笑)」
面白い。
実に面白い時代だった。
記録にも記憶にも残る、競馬史のほんの1ページ。