天皇賞春 回顧 岩田アドマイヤデウスの

天皇賞春 回顧

岩田アドマイヤデウスの猛追により少しヒヤッとしたもののゴール前でサトノダイヤモンドがぐいっとひと伸び。世間がファンディーナは怪物だー。凱旋門だー。となんの根拠も無い妄想に浸っている間、天皇賞春の出馬表と睨めっこ。プラス条件戦ダートでコツコツ稼いで大正解でした。

基本的には素質だけでG1を連勝出来る馬なんていません。今回シャケトラが人気してしまったのも正に底を見せてない魅力ってやつでしょう。鞍上は京都での実績が乏しい田邊。斤量3キロ増。大幅な距離延長。距離が持つかどうかも解らない馬が3キロ増で思い切った騎乗をしろという方が無理。内枠以外買える要素のない馬が3番人気なので当然切れます。アルバートもスタミナはあるし悪くないのですが、スタートが遅く前付けはほぼ無理。となればシュバルグラン、キタサン、サトノあたりしか残らない。アドマイヤデウスは先行できて内で溜められたぶん猛追してきましたが、これは多少予測できました。

サトノダイヤモンドの単勝を買わなかったのはやっぱり枠と馬場です。そもそも単勝勝負というのは紛れが多くちょっとした不利とかで負けてしまうので大勝負は複勝かワイドが良いと思います。不足の事態が起きても3着なら来れるというわけです。
今回もサトノの単勝でもなくキタサンが馬券内にきても取れる馬券がワイドだったというわけです。

僕は生意気なことばかり言っていますが、レースVや馬場状態、相手関係などきっちり把握してから馬券を買っています。運否天賦で買っているわけではないので、それなりの額で勝負できるんです。ですから馬の能力が違う。フットワークが凄い。馬体が凄い。だけで馬を評価している人を見るとイラッとするわけです。その馬に最適な条件を考えずしてなんでもかんでも能力や騎手に頼るから当たらないんです。
改めて言いますが、馬券を当てたければ客観的に競馬を見る事です。レースVを納得するまで見る事です。馬場傾向もめちゃくちゃ大事です。無駄なレースに手を出さない事です。勝ちたければ遠回りしてください。執念で勝ち馬投票券を勝ち取るくらいの気合で望んでください。