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2023/05/28 12:01
サトノダイヤモンドの産駒傾向
昨日、過去の自分の日記を見返してたら、サトノダイヤモンドとドゥラメンテに期待してると書いてあった。
ドゥラメンテに関しては問題なかったが、サトノダイヤモンドに関しては思っていた部分と違ったため、現在の認識で書きたいなあと思って書いている。
当時はサトノダイヤモンドはHaloお化けという認識しかなく、バックパサーもよく伝わっている、という認識しかなかった。
しかし、今見返すと父母相似配合の要素が大きく思えてきた。恐らくサトノダイヤモンド自身も、ディープ産駒としては柔らかいタイプでなく、配合によりスピードを補強していたのだろう。そしてその観点から、Haloを継続クロスすると弊害もあるのだろうと思う。Haloはスピードを伝えると思われがちだが、俊敏さとピッチ走法を伝えると個人的には考えており、サトノダイヤモンド産駒に硬い馬が多いのはHaloが伝わりすぎてると考える。
では配合はどうすればいいか。恐らく個性を伸ばすか欠点を補強するかの2択になると思う。例えばステイゴールドはノーザンテーストのクロスにより、自身のスピードに底力とパワーを補強し大物を出し続けた。サトノダイヤモンドの欠点は完歩が小さいことだろうが、この馬の場合は個性を伸ばした方が成功してるように思える。つまり、柔らかくせずパワーと俊敏さを補強する方向性だ。
Haloは使えないならどの部分をクロスすべきか。現状ではバックパサーを弄りなさいという雰囲気だ。
主にNijinskyが入ってる繁殖牝馬で結果を出してるように見えるのは、その母Flaming Page≒バックパサーとなっているためでないだろうか。
次点で、完歩を大きくすることも視野に入る。欠点は欠点として、直せる範囲で直しなさいということか。巷ではナスキロやナスペリオンがストライドを大きくすると言われているが、実はサトノダイヤモンドにはハイペリオンが極端に少ない。クロスできなければ効果も薄いだろう。そのため、ナスルーラ×プリンスキロの組み合わせのほうが相性がいい。
というわけで、Caerleonを賞金上位2頭が持ってるのは偶然でないと思う。
他のパワー補強としてフォーティナイナーの母父Tom Rolfeなんかもいい。
今年の2歳はこの観点から穴を探してみたいなあ。