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2012/11/19 08:48
ゼンノロブロイ産駒新G3勝利など、今週末(11月16〜18日)の日本関係馬の成績
■11月16日 アイルランド ダンドーク競馬場
・キングストレイルがカーリンフォードステークス(L、3歳以上、AW10.5f、8頭)で5着
3番手追走も直線じりじりと前に離されて約4馬身差の5着。
■11月17日 ニュージーランド タウランガ競馬場
・ゼンノロブロイ産駒ゼンニスタ/Zennista(牝5)が
タウランガステークス(G3、3歳以上、芝1600m、8頭)で1着
好スタートも徐々に下げて人気馬をマークする5番手。4コーナーで差を詰め、直線再び離されるが残り200m付近から盛り返してゴール寸前わずかにハナ差でかわして勝利した。ゼンニスタは通算26戦6勝、準重賞2勝のほか3歳時にニュージーランドオークスで2着があるが、重賞はこれが初勝利。人気2頭はともに牡馬のG1勝ち馬で、馬齢戦でこれらを下したことは非常に価値がある。
■11月17日 イギリス リングフィールド競馬場
・ディープインパクト産駒サンデーベス/Sunday Bess(牝4)が
チャーチルステークス(L、3歳以上、AW10f、10頭)で9着
■11月17日 アメリカ チャーチルダウンズ競馬場
・ハットトリック産駒キングデビッド/King David(牡3)が
コモンウェルスターフステークス(G3、3歳、芝8.5f、14頭)で2着
前走G1ジャマイカハンデキャップを軽ハンデの人気薄で制したキングデビッド。今回は前走より約3.7kg重い最重量タイで、単勝6倍の2番人気での出走。道中は中団後方を最内で追走し、直線外目から伸びてきたが早め抜けだした勝ち馬をとらえきれず3/4馬身差の2着だった。
キングデビッドは通算12戦6勝。前が塞がって外に持ち出すのに手間取ったものの、残り200mの伸びは素晴らしく、勝ち馬より約2.3kg重いことも考慮すると、前走がフロックではないことは実証できた形。今後も重賞勝ちのチャンスは十分にあるはずで、伸び悩んでいるハウグレート/Howe Great、秋を全休したダビルシム/Dabirsimに代わり、現時点におけるハットトリック産駒の代表格の座に就いたといえそう。