祖父の横で見ていた競馬が最初の競馬との接点です。
　トウショウボーイが走っていた頃です。
　何もわからず祖父が馬券を当てて儲かったらお小遣い
がもらえるという関心しかなくて眺めていたのですが、
トウショウボーイに武邦彦騎手というコンビが世界最強
最速のサラブレッドと思っていました。

　初めて自分で馬券を買ったのは芦毛対決に沸いた
タマモクロスＶＳオグリキャップの天皇賞秋でした。
時代は枠番連勝、単枠指定の時代でした。

　祖父のＤＮＡでしょうか、そこからどっぷり競馬の
世界にはまり、平成２年には友駿ホースクラブに入会
一口馬主を始めて２０数年の月日が流れました。

　出身が名古屋なので主戦場は中京競馬場です。
　この間２回の大改装があり、中京競馬場も随分
きれいになりましたね。

　現役一口所有馬
　アルセーヌシチー（牡８　中野栄治厩舎）
　ソルシエシチー　（牡３　岡田稲男厩舎）
　プレジールシチー（牡３　田村康仁厩舎）


＜今も心に残る生観戦レース＞

◆バンブーメモリーの高松宮杯
　　先行有利の当時の中京競馬場、４角入口から
　まくって直線一気の差し切りを決めたレース。
　　直線入り口あたりで観戦していましたが、
　その眼の前を一気に先団を捕まえにかかった脚
　は圧巻でした。

◆サイレンススズカの金鯱賞
　　スタートから他馬を一切寄せ付けない大逃走
　劇。馬券の勝ち負けを超え競馬場全体からドッ
　と地鳴りのような感動の拍手が沸き上がった光
　景は今も忘れられません。

◆テッケンシチーの新馬戦
　　一口馬主としてのデビュー戦です。阪神競馬場
　芝１４００ⅿ、鞍上は今は亡き岡潤一郎騎手でし
　た。結果は６着でしたが、パドックに出て来たシ
　ーン、本馬場に出て来て返し馬に移していくシー
　ン、スタンド前をゴール目指して駆け抜けていく
　シーン、感動しました。