初めて競馬を見たのは、ハイセイコー、タケホープなどの世代の皐月賞、ダービーでした。彼らが、５歳のとき、当時６歳（当時は、満年齢ではなかった）だったタニノチカラが、ハイセイコー、タケホープをぶっちぎって、有馬記念を勝ちました。そのとき僕を
競馬の道に引き込んだ人は、タニノチカラが有馬記念をぶっちぎって勝つ（「ケツのにおいもかがさない」）と予言しました。根拠は世代論です。当時はシンザン、ウメノチカラらの世代、タケシバオーなどの世代など、４年に一度強い世代が出るという説がありました。その世代論です。タニノチカラはロングエースなどと一緒にその４年に一度出る強い世代だったからです。見事予言が的中しました。ぼくは初めて馬券を買い、的中しました。もちろん彼のおかげです。それ以来、競馬のファンになりました。