・T.T.の一騎打ちの有馬と特にその後ろで健気に頑張るグリーングラスが好きになって競馬の道へ。
・その時代毎に好きになった馬をあげれば、マイエルフ、ダイナアクトレス・・・・とても書ききれない。
・やはり、馬の美しさと牧場の緑と血統のロマンが１番の魅力かと。
・最強馬はディープ。衝撃の大きさでは、会長ルドルフ、４歳（当時）のナリタブライアンなどもなかなかだけど、オグリのJCで2.22.2というタイムを見た時と朝日杯で３コーナーから捲ってくるグラスワンダーの姿には震えた。
・一口は、ラフィアンのわりと初期〜社台／ノーザン〜今は、キャロット。吉田善哉さんや岡田繁幸さんとも話したことがあるけれど、尊敬の念しか残っていない。馬という動物にかかわって筋を通してきた人たちはなんて素晴らしいんだろうといつも思う。
・英（ニューマーケットも）・仏（凱旋門賞）・米・豪・比などの競馬場を訪ねたことはある。
・馬券はヘタ。最近はほとんど三連単ばかり。最高配当は、2006年皐月賞（メイショウサムソン）の三連単273310円。
・帯封は何回かしかないが、帯封を全部持っていかれたのも、あのテイオー対マックイーンの天皇賞だけ。大丈夫、負けても馬を恨んだりはしない。
・一番辛かったのは、４、５メートルの目の前でダクを踏んでいた彼が、10分後には大欅の向こうで止まってしまったあの秋天の日。本当に、永遠に米国遠征中ならいいのにね。
・一番悔しかったのは、馬券あるあるだけど、家で投票券をマークして行ったらギリギリに着いて、パドックのスイープトウショウが目に入ったあの日。ふらっと写メを撮りに行ったら、フサイチパンドラなど思い出のある馬がいて最後まで。我慢していたトイレに行ったりしてしまいわずかの差で買えず。握り締めた投票券には、コイウタ本命でアサヒライジング「前残り」の１、２着固定で相手はデアリングハート、ディアデラノビアなど５頭に流す３連単各400円。その後、時は経ち、デアリングハートやフサイチパンドラの孫や子に感動し、ディアデラノビアの子には一口出資したり、先日はスイープトウショウの一番下の弟に涙を流したり。一つひとつの出来事がつながって時を紡ぎ出し、そして「今」があるという感慨は競馬ならではのものとも思う。