【コラム】夏競馬の戦い方の指針序盤編(前編)

たまには、真面目な競馬日記を書きます。
まず基本的にG1しかやらないよーという人は、宝塚記念まで我慢することをお勧めします。
重賞を含めて、普通のレースを買っても勝算は低いです。
北海道の函館開催が始まるのに、中央開催（関東なら中山、東京を買う）重視の人も同じようなやり方ではやっぱり苦しいです。

ローカル開催（特に１，２勝クラス）を中心とした、私なりの考え方を書こうと思います。
昔は、夏になれば降級という制度があり、上のクラスを戦ってきた馬が下のクラスに落ちる現象がありました。
近年なくなりましたが、実は裏降級というのが存在するのです。
それは、3歳馬なのです。ダービー終わると、そこまでで重賞やOP戦に出走してきた馬たちが、１，２勝クラスに出走してきたら、降級して勝ちに来たと考えてほぼいいです。
また降級ではなくても、ダート戦は未勝利や1勝馬クラス勝ちが、その日の上のクラスより速いタイムで走っているなど、強調する履歴がある場合も要注意です。

ダービーまで（4月以降）は、１，２勝クラスは弱い勝てない馬たちが集まっていて、非常に予想も難しいです。
しかし、強い3歳馬が入ると昔の降級馬と同じくらい実力差が歴然で、多くのレースで勝つケースは確実に増えます。
なので、3歳馬から考えるのが定石と言えるでしょう。

そして、馬柱で1番分かりやすいパターンは、最初書いた通り前走重賞やOPを使っている馬が出走しているケースです。

先週の土曜日、東京９R由比ケ浜特別を勝った「アネゴハダ」が1番分かりやすいです。
前走は、桜花賞に出走して大敗（しかし、トライアルで権利は取っている）。
強い馬とやった後で、弱い馬と戦うので非常に有利なのです。
単勝2.1倍は、一見安く見えますが、1400M戦で3馬身差の楽勝を考えれば妥当過ぎるオッズです。
強いから勝つという典型です。

穴党は、別な切り口や私の書いたパターンでも距離や馬場など条件が悪いので逆張りをするなどすればいいです。
（一応人気馬買うとしても2倍切っているのにドカンと単勝は相応の自信がなければやらないほうがいい）

後編に続く…