44件のひとこと日記があります。
2021/07/13 17:17
胸を張って故郷へ ~ケイムホーム号~
7月8日22時10分、
鹿児島大学で急性腹症の手術を受けた
ケイムホーム号は、残念ながら…
22年の生涯を終え、天へと還っていきました。
3年前、九州種馬場に移動して来た時から
何度も会いに行っていましたが、
猛々しい種牡馬のイメージとはかけ離れていて、
スマホを向けると、すぐに近寄って来てくれるような
人懐っこさ可愛らしさがありました。
その性格の良さもあり、スタッフの方に愛され
大切にされて過ごしている姿に、いつも癒されていました。
何度セリに出しても、主取りとなって帰って来る事から
付けられたという「ケイムホーム」という馬名。
遥々海を越え日本に来てくれて、G1馬インティ号、
重賞馬タガノトネール号、サウンドリアーナ号の父となり、
沢山の人に愛されているヨシオ号の祖父となり…
そして、頑張り屋さんの産駒達を遺してくれた事に
心から感謝しています。
もう逢えないのは悲しくてならないけれど…
日本で成した偉業を手土産に
胸を張って故郷に帰る事が出来ますね。
ケイムホーム号、
穏やかな時間と楽しい想い出をありがとう。
どうか…安らかに。
〈写真〉
上/ 6月28日馬房で。
下/ ネームプレート、インティ号、タガノトネール号の
写真が飾られた馬房。
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緑野さん
まつりさん、ヤマカツサナエースさん、コメント有難うございます。
インティ号とタガノトネール号の写真は、馬友さんが現地観戦した時に撮って下さったものをパネルにし、額装して、ケイムホーム号にお贈りしました。 -
ケイムホームとタガノトネール、天国で会えているといいな、と思います。飾られているタガノトネールの写真は、緑野さんが贈られたものでしょうか?
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まつりさん
ご冥福をお祈りいたします。
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緑野さん
今から俺は!さん、コメント有難うございます。
またいつか…彼方で逢うまでの暫しのお別れですね。
ケイムホーム号の背中は、きっと暖かく優しい乗り心地ですよ。 -
今から俺は!さん
その昔、競走馬の生産育成は全国で行われていましたが土地の都合上、北海道に一極集中してしまいました。その様な中でも九州産は奮闘しており、ケイムホームはリーダー的存在でした。また一頭悲しい知らせです。きっと天国でもみんなに愛される存在であることでしょう。
ケイムホームと同じ時間を共有できて
光栄です。生の時はお会い出来ませんでしたが、天国では会ってお話ししましょう。もし、良かったら背中に乗せて下さい。その時まで…。
ありがとう。 -
緑野さん
あんどれいさん、コメント有難うございます。
G1馬インティ号を輩出した事で、九州種馬場の危機をも救ってくれました。 -
あんどれいさん
インティの父ですよね。
地味ではありましたが優秀な若駒を輩出されたという感じです。
22歳というそれほど長い馬生ではなかったかもしれませんが
競馬界に小さくはない足跡は残してくれたと思います。
子供たちはその血を繋ぐべく頑張ってくれることを期待します。