複勝を買う勇気

久しぶりにコラムでも書いてみます。

多分、ここを見ている人にはほとんど縁が無さそうですが、
複勝を選択する勇気は単複馬券師にとっては結構重要です。

予想をしていて、好走はかなり期待できるが勝ちきれるかはどうか…！
そういう気持ちになったことはありませんか？
私に予想では、この気持ちを素直に従えるかは結構重要です。

単勝で４倍ぐらいだと複勝だと１．４〜１．９倍くらいに落ちてしまいます。
こういう時に、一か八か単勝買いたくなるわけですがそこを抑えて複勝を堅実に取れるか…！
勿論、勝ってしまうほうに賭けるというルールもあるのかもしれませんが、
自分の場合、好走する馬（複勝圏）と勝ちきる馬は違うと思っています。

秋競馬が始まって、このレースで競走馬掲示板に単勝は分からないが複勝圏は堅いと書いていながら、
実馬券を単勝でいってしまい、今でもそのハズレ方の悔しさを忘れていません…。
秋華賞は仕方ないにしろ、紫苑Ｓで単勝を買ってしまったカレンブーケドールです。

中山開催が、マイナスで終った理由はこのレースを素直に複勝で買えなかった…、
とすら思っています。

勿論複勝を買って、結果勝ってしまったことは何度もありますよ。
それでも、単勝にすればよかったと思ったことは今年に関しては１度もないです。
１着でも的中するのが複勝なのだから、そう結果があって当然です。
複勝買って、１着がほどんどないというなら狙い方が間違っていると思います。

３連複や３連単で３着候補を買うわけではないですからね。
（この狙い方で複勝買ってもほとんど当たらないでしょう）

複勝は、ほぼ的中率が正義ですから余裕をもってきっちり当てることが大事です。

先週は、ファンタジーＳでマジックキャッスルを好走するが勝てるかは未知という判断で、
単勝をいってしまうあたり未熟だなあと感じました（２着）。
その日それまでのレースで負けていたから、単勝で来てくれと強引に行ったのが誤り。
今思うと、最後の判断が緩慢だったと感じていて、
これがこの開催の命取りになりえるかもしれません…！

複勝を買うことは、消極的な馬券戦術ではないと思っています。
低配当でありながらも、その目を信じきって買えることこそ重要なのです。

単勝を主体として私はやっているけど、
予想から複勝と判断した場合に素直に複勝を買えるかが
本当に大事なことだと思っています。

複勝を買ったことある人には、分かってもらえると思うので書いてみました。