天栄とかノーザンさんのおはなし

今回の次走決定に関して、ルメールの使い分けでノーザン（天栄）主導で有馬記念に決定したかのような見解が多いですが、個人的にはちょっと違うだろうなと感じてます。以下、私個人の推測も含みますがご参考まで。

まず以前の日記の通り、天栄サイドはJCを使いたかったわけです。これはいろいろな理由がありますが、種牡馬になった時に有馬記念よりはJCのほうが箔がつきます。それを考えると、前走のレース後も天栄さんはJC出走の可能性の目を探っていたと思います。

ただ藤沢調教師からは出走するのであれば「ルメールか、もしくはムーア(orモレイラ)」というオーダーがあり、そこが確保できなかったか、もしくは公式の通り万全な状態で出せないか、のどちらかでしょう。

現状ムーア騎手（＆モレイラ騎手）の騎乗馬が確定していないことを考えると、前走の疲れが原因というのは建前ではない、と私個人は考えています。

いろいろな意見があるでしょうけど、前走もアクシデントがありながら調整したことは事実なのでここで慎重になることは悪いことではないと思います。

とりあえずここでお伝えしたいのは、天栄さんも、藤沢先生も、今後この使い分けが限界を迎えることはわかっていますし、どちらかを違う騎手で試す可能性は探っています。

来年のプランも固まりつつあるようなので、ラストイヤーをいい形で迎えられるよう関係者一同、有馬記念の勝利に向けて頑張ってもらいたいですね。