３強時代の終焉〜BMSリーディング2010-2017

BMSリーディング2010-2017

2010年〜2012年
1 サンデーサイレンス
2 トニービン
3 ブライアンズタイム
4 ノーザンテースト

長年リーディング王者だったノーザンテースト
３強に押されても四天王の一角を堅持してきたものの2012年を最後に４位から陥落。
長年リーディングサイアー表はこのネームで当たり前だっただけに
ひとつの時代が終わった感じがします。

これを境にBMSリーディングに変化が起こります。

2013年
1 サンデーサイレンス
2 トニービン
3 Storm Cat
4 ブライアンズタイム
5 フレンチデピュティ

３強の一角だったブライアンズタイムがまさかのStorm Catに足元をすくわれます。
それだけ母父Storm Catはその名のごとく猛威を振るいました。
ロードカナロアを筆頭にキズナ　ショウナンマイティ　ラキシス　ダノンレジェンド

横文字の中でもStorm Catは頭一つ抜けており今後も日本競馬に影響を与える存在です。
そしてフレンチデピュティの台頭。

2014年
1 サンデーサイレンス
2 ブライアンズタイム
3 トニービン
4 フレンチデピュティ

2013年のことを考えるとブライアンズタイムの面目躍如返り咲きという感がします。
しかし、2010年から続いてきた３強時代の最後の栄華となります。

2015年
1 サンデーサイレンス
2 フレンチデピュティ
3 ダンスインザダーク
4 ブライアンズタイム
5 トニービン
6 サクラバクシンオー

ラブリーデイの活躍が大きく、ダンスインザダークが初のSS系産駒のベストスリー　
そしてフレンチデピュティがブライアンズタイム、トニービンを抜いて２位へ。

2016年
1 サンデーサイレンス
2 フレンチデピュティ
3 ブライアンズタイム
4 サクラバクシンオー
9 トニービン

トニービンが９位へ。

2017年(2017/05/28現在)
1 サンデーサイレンス
2 フレンチデピュティ
3 シンボリクリスエス
4 クロフネ
5 フジキセキ
6 ブライアンズタイム
7 ダンスインザダーク
10 サクラバクシンオー
11 トニービン
13 キングカメハメハ

日本競馬はサンデーサイレンスを中心に動いていますから
サンデーサイレンスの長期政権は不動だと思いますがその代わりとなるSS産駒は
ディープインパクトまで待たないといけないのでしょうか、そう考えると危うさを感じます。

シンボリクリスエスが2004年から供用
キングカメハメハが2005年より供用
ディープインパクトが2007年年より供用　３年のタイムラグがありますが

シンボリクリスエスは今年のダービーで
レイデオロ（父キングカメハメハ）１着
アドミラブル（父ディープインパクト）３着で結果を出しました。

次世代の３強争いを何かしら暗示しているような気がしたのは気のせいでしょうか。