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2017/03/11 23:07
勇気をもらったレース
今日は東日本大震災から6年ということで、いろいろなテレビ番組をやっていました。
NHKでは「勇気をもらった歌」というテーマで話を進めていたので、私は「勇気をもらったレース」の話をします。
2レースともに私自身が体調不良だったときに勇気づけられたレースです。
まず、1993年の大阪杯。
メジロマックイーンは前年天皇賞・春でトウカイテイオー以下に完勝して日本一の馬に返り咲いたのもつかの間、骨折で1年近く休むことに。
当時旧7歳(現6歳)まで現役を続けるトップホースはまれでした。
しかも、+14kgと明らかに仕上がってない馬体。
それでも、ぶっちぎりのレコード勝ち。杉本アナの実況も大興奮。
ドリカムの「何度でも」は後の歌ですが、この歌が相応しいレースでした。
もう1つは、2002年の有馬記念。
残り200mでタップダンスシチーが大波乱の逃げ切り濃厚の態勢。
そこに坂上から1頭だけ次元の違う末脚、もう1つ上のギアがあったシンボリクリスエスが一気に差し切りました。
あきらめないとはこういうこと、と教えてくれました。
病気は年末年始のお休みのおかげで回復したのかもしれませんが、私はこのシンボリクリスエスのおかげだと思うことにしています。