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2017/02/08 23:48
レイデオロの次走選択について
掲示板に書くと波風立ちそうなのでこちらへ。
レイデオロの次走選択ですが、個人的には満点ではないですが、やはりどう考えてもスプリングSを使うのは悪手だったので本番直行で良かったように思います。
今月のキャロットの会報誌にもありますが、牧場時代からこの仔は「どうやって中距離のレースを覚えさせていくか?」ということがテーマでした。
そこで藤沢先生がとった選択は「連続して2000mを使う」という手法でした。これは葉牡丹賞のあとにホープフルSを選択したことにも表れています。葉牡丹賞のあと、2000m以上のOPレースというとホープフルS・京成杯・若駒S・すみれS・弥生賞・若葉Sの6択です。その中でトライアル一発勝負を避けることを考えると、ホープフルSを選択する妥当性がわかります(ましてやルメール騎手を手配できる状況だった)
一方で共同通信杯やスプリングSを使うという方法もありますが、距離短縮という問題が発生します。この選択は牧場時代からの教育が台無しになりかねません。ローテ重視だとしても、前者はさておき、後者はルメール騎手の乗り替わりが確定、かつスタート直後にコーナーがあるのでこれまで以上にレースについていけない可能性もあります。ちょっと出資者がスプリングSを推しているのは謎ですが……。
あと、これから先は個人的な妄想の領域の話をしますが、私がレイデオロへの出資を決めた理由は「前髪が途中から茶色に変わって、ウェーブがかかっている」という特徴がディープインパクトと共通だったので、これは何かのサインだと思い、出資を決めた経緯があります。いま振り返ると、3戦目でディープと同じく重賞制覇、そして4戦目でG1を迎えるというのも同じ。これも何かの因縁かなと思って、前向きに捉えるように思っています。
出資者といえども弥生賞を使ってから皐月賞を使ったケースと、皐月賞に直行のケースでは、後者のほうが勝つ可能性は低いとは思いますが、無事にルメール騎手を確保できたとのことでしたから皐月賞も頑張って欲しいですね。