競輪
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2016/09/11 19:42
阪神けいば��
返し馬のあと、レース発走です。大外枠のスノードラゴンの最後の枠入り。
ゴール前から観戦していました。白い馬体が遠くからもよく見えます。
セントウルステークスいよいよ発走です！
その時、何が起こったのかよくわかりませんでした。
私は遠くにみえるスタート地点を見ていました。
ワァーという大歓声のあと大きなどよめき！
すぐさまターフビジョンに目をむけます！
白い帽子が 好スタートを決めています！
その瞬間「やられた」と直感しました。
なんとビッグアーサーがハナに立ったのです！
ネロはどこ！ネロがいません。先行集団にいません。
中団というか、先行集団を追いかける感じです！ああダメかも〜。
そのあと何が何だかよくわかりませんでした。
リアル競馬場ではテレビとちがってわかりづらい。
ただ 一頭 悠々と先頭をゆくビッグアーサーが見えます。
３角から余裕？の手応えに見えました。ああこれは勝ちそう。
４角をまわって一頭、もの凄い勢いでムチをふるう白い袖の勝負服がみえました。
西山牧場の勝負服！ネロ！です！まちがいない！
もの凄い勢いでネロが追い上げてくる！びっくりしました！
そして、そこがゴールでした。
検量室前でネロが帰ってくるの待ちました。
検量室に戻ってきた時、ネロの鞍上で内田騎手は一瞬、天を仰ぎました。
鞍がはずされ、戦いがおわりました。「ネロ、おつかれさま！」
正直、悔しかった！全然ダメかなと思ったら、もの凄い差し味。
ビッグアーサーは圧倒的に強かった。でもネロだって負けていない！
ネロも強かった！それは間違いない。だから余計に悔しくなりました。
セントウルＳのレイをクビにかけたビッグアーサーがくるくると
検量室前を回ります。
こちらも尽力して疲れているけれど、パドックと同じように寡黙な感じ。
唯一、動じたのはウィナーズサークルに入った時に 場内実況の
京成杯ＡＨの大歓声があがった時に首を高くあげただけ。
『破顔一笑』そこ抜け明るい祐一騎手の笑顔がすべてを物語っていました。
亀田兄弟の表彰式もそこそこに幕はおりました。
でも、最後に印象的な光景を目の当たりにしました。
ビッグアーサーの後姿です。
検量室から外施設へ向かって退場していきます。
厩務員さんと並んで、西日を浴びて、パドックと同じように寡黙な感じで。
他に誰もいない、その二人だけの後ろ姿が印象的で最後まで見送りました。
パドックと同じように寡黙な感じで。
- スノードラゴン
- ビッグアーサー
- ネロ
- セントウル
- ウィナーズサークル
