ダンスインザダーク物語Ｖｏｌ．８(京都新聞杯）

京都新聞杯といえば菊花賞への最有力ステップレースで西の有力馬はこのレースを使うのが王道です。
出走馬はダンスを筆頭にロイヤルタッチ、イシノサンデー、カシマドリーム等の春実績組とロングカイウンのような
夏の上がり馬が激突するレースとなりました。
ひと夏を超えた成長力を試されるのがこのレースです。
人気はダンスが１．９倍のダントツ１番人気、続いてロイヤルタッチ、イシノサンデーという春実績組が
人気上位を占めました。
この日のダンスはパドックでおとなしすぎて個人的にはかなり心配していました。
ところがレースが始まると中段につけ、最後の直線で何事もなく先頭に立ち余力を残しての
勝利となりました。着差以上に強い内容と言うのはこのことを言うのでしょう。
クラシック最後の１冠に向けて万全のスタートを切りました。
２着には関東馬カシマドリーム、３着はロイヤルタッチ、イシノサンデーは５着に沈みました。
その他の有力馬はフサイチコンコルドがカシオペアＳから始動し初黒星となる２着に敗れ
春に対戦できなかったバブルガムフェローは長距離が向かないとのことで毎日王冠から
天皇賞へ向かう事になりました。
この結果、菊花賞はダンスに人気が集中することになりました。
ちなみに私が競馬場へ足を運んでダンスが初めて勝ったレースとなりました。（気持ちよかったです。）