ダンスインザダーク物語Ｖｏｌ．５(プリンシパルＳ他）

次のレースは当然牡馬クラシック３冠レースの初戦皐月賞のはずでした。
ところが、クラシック直前に栗東トレセンで風邪が流行しダンスもダウンとなりました。
（他にエアグルーヴもダウンし桜花賞への出走はかないませんでした。）
皐月賞はというと、本命不在の混沌とした状態となりました。
というのも、主要なステップレースの結果が以下のようになったからです。
弥生賞：１着ダンス→風邪で出走せず、３着イシノサンデー→期待されながら３着止まり
若葉Ｓ：２着ロイヤルタッチ→無敗の連勝馬もここで無名馬に敗戦。
スプリングＳ：１着バブルガムフェロー→骨折で春全休決定
１番人気はロイヤルタッチの３．６倍、２番人気は京成杯、共同通信杯を連勝中のサクラスピードオーで４．６倍、
３番人気は若葉Ｓで勝利したミナモトマリノス、４番人気は弥生賞で３着に敗れたイシノサンデーでした。
結果は、道中中段で力を溜めていたイシノサンデーが、後方から追い込んできたロイヤルタッチを凌いで
１着、ロイヤルタッチは２着に敗れました。（イシノサンデー、シイ（四位）ノサンデーの名言でした。Ｂｙ宮川一朗太）
暮れにたんぱ杯でしのぎを削ったメンバーの１，２着フィニッシュで幕を閉じました。
さて、ダンスはというとダービー制覇の為、プリンシパルＳをステップレースに選びました。
このレースには当初フサイチコンコルドも出走予定でしたが、東京到着後（前？）熱発のため
未出走となりました、と聞いています。
強敵のいなくなったダンスはこのレースを楽勝し本番を迎えることとなりました。