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2015/05/25 23:11
ダンスインザダーク物語Vol.2(ラジオたんぱ杯3歳S他)
ダンスの新馬戦の翌週に3歳馬(現2歳)のチャンピオンを決定する注目のレースが行われた。
朝日杯3歳Sである。注目の1戦はバブルガムフェローの圧勝となり、この世代では頭一つ抜けた存在となった。
そのような状況の中、暮れの阪神でラジオたんぱ杯3歳S(芝2000m)が行われた。
実はこのレース この年を境にクラシック直結のレースとなるのである。
注目の出走馬はダンスの他に黄菊賞を勝利したイシノサンデー、ダンスが勝った当日の芝2000mの
新馬戦を勝利したロイヤルタッチ、葉牡丹賞を勝利したタイキフォーチュン他である。
人気は、1番人気イシノサンデー、2番人気ダンス、3番人気タイキフォーチュン、4番人気ロイヤルタッチの順であった。
このレースから後のG1馬が3頭も出たことになる。
ここでもう1つの注目は主戦騎手が誰になるかと言う事であった。
武豊騎手を巡る橋口調教師(ダンス、イブキパーシヴ)と伊藤雄二(ロイヤルタッチ、エアグルーヴ)の攻防も興味の一つとなった。
最終的には武豊騎手は牡馬はダンス、牝馬はイブキパーシヴ→エアグルーヴを選択した。
結局ロイヤルタッチの騎手は売り出し中のO.ペリエに決定した。
このような状況で行われたたんぱ杯は来年のクラシックを占う、そしてバブルガムフェローへの挑戦状を
叩きつける一戦となったのであった。
レースは残念ながらロイヤルタッチとイシノサンデーの一騎打ちとなり最後はロイヤルタッチが頭差制した。
ダンスはイシノサンデーから3馬身半差の3着となった。ダンスが生涯唯一 連を外したのがこのレースであり、
ロイヤルタッチ、イシノサンデーとの戦いもここから始まったのである。
私は初めてダンスを生で観戦したのですが、惜しくも敗戦でした。
3歳(現2歳)時は遅生まれ(6/5生まれ)の影響もあり、他馬と比べて馬が子供でした。
ここからダンスの逆襲が始まるのである。