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2018/05/02 17:04
第23回NHKマイルカップ 各馬能力評価分析 Part3
レッドヴェイロン
逃げてスパッと動ける点は好印象。控えた前走でそれなりに長くいい脚を使えて3着は立派かな。
タワーオブロンドンとの比較で溜めて後半要素で互角かやや足りない印象なだけに、前に行って上3F34秒出せれば、兄クラレントのように穴をあけることも想像できるし楽しみな1頭。
フロンティア
馬体は良いが課題は多く、すぐに結果が出せるかというと、そう簡単なものでもない。
たぶん当日のパドックで1番手評価としても印は回しづらい。
高速馬場でスローバランスが絶対条件か。
カシアス
ニュージーランドT組の評価が非常に難解。単純に「この組のレースレベルが◯◯だから、あちらの組と比べてカクカク・シカジカ」なんていう能力評価は全く意味をなさない可能性もあります。つまり1頭1頭の個々の能力評価をしっかりして分析する必要があります。
賞金に余裕があったこの馬は、前走でカツジの為に優先出走権を確保するためラビットとなりハイペースからコーナーでペースダウンして後方馬に捲くりやすい展開を作りました。
この馬自身は後半要素で足りない部分もありますが、テトラドラクマが刻む流れについていく形(自身は平均ペース)でコーナー最速、勢いをつけて苦手な坂に入っていくイメージなら圏内ワンチャンはありそうです。
ダノンスマッシュ
なかなか良い素材をしているんですが、現状では追走で頑張れば最後は甘くなるし、脚を溜めても爆発的なキレもない。
アンコールプリュ
たぶん後傾タイプの馬なのでテトラドラクマが刻むラップに対応するのは厳し目に評価します。
しかしながら近走の内容から追走力の質も上向きであることから、何が来るか分からない本走では一発を警戒して買い目に入れるのもありかな。
ファストアプローチ
ニュージーランドT組の評価に関しては繰り返し書いている。そのうえで各馬を個々に評価した場合、カシアスと当馬、そしてあと1頭が抜けているかな、という印象。
過去の戦歴から追走面でそれなりの能力も見せており、本走は積極的に先団に入っていければ、この馬の底力が生きる形に持ち込めそう。
デルタバローズ
はい、あと1頭とはこの馬のことです。
もうね、わからないことだらけの未知の魅力でUSA血統ってだけで胡散臭い!笑
いや、冗談はさておき…。その前走は窮屈なインから立ち回り、完全に外有利のバイアスの中でしっかり伸びて3着というのは高く評価してもいいだろう。ある程度の先行力もあり、タフな流れに乗れたときに、その胡散臭い(←違う)アメリカンな血統が生きるはず。