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2018/02/21 18:30
第92回中山記念予想
少頭数ですし少点数で仕留めたいですね。
中山記念が施行される中山芝1800mは、1コーナーまで200mほどしか無く、外枠に入ってしまった先行馬には相当な不利が発生する。スタート地点が上り坂でテン遅く、スローペースに落ち着きやすい傾向です。
今回、マルターズアポジーやマイネルハニーが逃げを主張するかもしれませんが、メンバー見渡すと先行できる馬が結構いてるため注意が必要。先行馬中心の馬券組み立てよりも、コーナー4つをロス無く回れる差し馬が狙い目かも。
◎アエロリット
◯マイネルハニー
▲ペルシアンナイト
って…、印をつけた上位2頭が先行馬というね。
前述の能書きはなんやってん!笑
買い目は◎→◯⇔▲計3点勝負で行く予定。
印3頭の各馬能力分析。
アエロリット
2走前のクイーンSは大逃げを敢行。そのまま後続を寄せ付けず完勝しました。(2014年キャトルフィーユが出したレコードと同タイム)
馬場は、当日7R500万下で行われた芝1800がクラス水準を上回る好タイムで絶好のコンディションであったといえるでしょう。
ラップは35.2−35.0−35.5(前3F−中3F−後3F)=1.47.3という推移でややハイ。
ただアエロリット以外の後続馬はスローペース(推定35.7−35.9−34.4)で、コーナー部分で先頭を走るアエロリットが息を入れたところで後続が押し上げて来ているので、スロー・ロンスパ・持続戦みたいになってしまっています。インを上手く立ち回ったトーセンビクトリーやクインズミラーグロの2,3着というのは当然の結果と言えるでしょう。
後半4Fアエロリットが刻んだラップは11.9−12.1−11.5−11.9ですから、後続馬とは全く違う競馬をしていました。序盤は息も入れず淡々と、且つ折り合い面で不安があるこの馬にとっては気分良く走れるペースで飛ばしていって、3角あたりで減速、後続に取り付かれるも4角で再加速、直線から追い出して後続を寄せ付けずに2F戦を制した。
わかる人にはわかると思いますが、こういう競馬ってなかなか出来るもんじゃない。相当強い馬だなぁっていう印象。
じゃあ、こういう競馬をどの競馬場でも出来るのかっていうと残念ながらそうではない。
中山芝1800は坂スタート、1角にも坂があってどうしても序盤のペースが落ち着いてしまう傾向。
流れないのなら自分でペースを作って逃げるという武器を2走前に付け足せたのは大きいが中山芝1800でそれが出来るかは鞍上の横山典騎手次第かなと。鼻っ柱が強くインに拘る同騎手。展開(特にマルターズアポジーと一緒にある程度ペースを引き上げる形)や馬場の味方も必要。
マイネルハニー
過去の対戦成績からマルターズアポジーに3敗してるんで、総合的にこの馬と競り合っても勝ち目がないわけで、行った行ったの展開にはならないだろう。理想としては、アエロリットとマルターズアポジーがペースを上げて、離れた3番手から追走。自身のペースバランスはスローが理想だろうがそれではたぶん着外なのでミドルペースで今の好調ぶりを何とかカバーできればといった感じ。
マルターズアポジーに関しては、マイルよりかは1800の方があっていると思うし、無理に行かせず番手でアエロリットを追走する形からの好位差しの方が乗り替わりとなる善臣騎手には合っていると思う。いずれにせよ前走の大敗からどこまで巻き返すか状態面は注視したいところ。
ペルシアンナイト
完全なマイラーですね。
皐月賞(中山芝2000m)はある程度序盤は流れて一旦落ち着いてからの後半4〜5F勝負といういつもの流れ。マイラーというのは、どの競馬場の1600mでも楽にこなせる適正があるという意味ではなく、テンも中間も速く淀みない流れの中で末脚を持続させることが出来るってこと。そのところに注意してもらいたい。
実際にマイルCSを制しているわけだし、本走はある程度ペースが流れればこの馬向きの展開ということである。
横山典騎手がどこまで中山芝1800の傾向をブチ壊れるかが鍵ではある。勝ちに徹するのであれば、序盤から大逃げをして二の足付かないペルシアンナイトは差し届かず2,3着と予想する。