第67回朝日杯フューチュリティＳ 予想。

◎ シュウジ
極軽系の3号族。活躍馬はあまりいないように思うが、「芝適正」「スピード」「瞬発力」「素軽い」と割とイイコト尽くめ。坂は苦手とされるが2戦目の急勾配の坂と直線が長い中京芝1600で逃げ切り勝ちしている。
デイリー杯では明らかな太め。掛かり気味にハナに立ちながらもエアスピネルに次ぐメンバー中2位の末脚。
前々走の小倉2歳Sは2秒近いハイペース、後続を2馬身半も突き放す圧勝で重賞制覇を果たした実力馬。

◯ ショウナンライズ
超極軽分類の10号族。
道悪や重い馬場でキレ味が生かせない馬場が得意とされる。ただこの馬、ご存知のように東京や新潟と高速馬場で良績を収めているだけに冬の阪神でホントに走れるかは未知数。
牝系にはローブデコルテ、アズマシャトルなど重賞での活躍馬がいる。
先週の阪神ジュベナイルフィリーズで優勝したメジャーエンブレム(B3号族/極軽系)と同じダイワメジャー産駒。早熟だし勢いはあるかなと。
淀みない流れで先行しながらペースを引き上げるような形が出来ればワンチャン♪

▲ ハレルヤボーイ
厳しいペースにはめっぽう強い地力系7号族。ジリ脚が目立つ傾向だがSS系でカバーできているだろう。
過去走の数字だけ見ると末脚の爆発力が魅力だが、ある程度流れてくれる展開で、且つ道中は中団から進めていける競馬でないとその末脚も不発に終わっているように見える。そーゆ意味では今走はミドル〜ハイ想定で勝ち負けの可能性は十分。
前走の東京スポーツ杯2歳Sではどスローの中で5着惨敗も勝ち馬とは0.4秒差で、上がり3Fはプロディガルサンと同じメンバー中2番目の速さ。悲観する内容ではない。

△ エアスピネル
キレ味を含めた総合力はメンバー最上位。
バランス系だが天下の1号族に近く各ファミナンの特徴のイイトコ取りをしたオールマイティーに分類。4号族は牝馬の重賞活躍は目立つが牡馬は？といったところ。母エアメサイヤは秋華賞馬。
ここまで2戦、すべてスローペース。今回はマイルでハイペース戦が想定されるので厳しい競馬になるかも。抑えまでとしたい。
過去パドックではお子様メンタル。
デイリー杯2歳Sでは馬群の大外を回されて3馬身半の完勝。

△ リオンディーズ
想定2番人気は血統面からの評価に依存なのでしょうね。父はキングカメハメハ、母父はスペシャルウィークと良血である。
ファミナン的に見ても16号族で大舞台には強く安定感もある。シーザリオの仔でエピファネイアの弟となるリオンディーズはまだ1戦のみの実績でいろいろと未知数な所も大きい。正直、この馬かイモータルのどちらかは切るつもりだが現時点では当馬に軍配とした。
イモータルは全2戦東京と新潟の高速馬場でスローペースで勝利している。たった2戦でなんとも言えないところだし、イモータルは2号族である。2号族代表馬はディープインパクト。高速馬場への対応も十分こなすし、場所が阪神となってもお手のものだろう。2号族の残念なところはムラがあるところ。勝負根性がない。
リオンディーズも距離短縮だが、イモータルほど不安というわけでもない。

× シャドウアプローチ
極軽系の23号族。極軽なので素軽さやキレはあるが極端。底力は欠ける。
血統面で見るとジャングルポケット産駒で母父がフレンチデピュティと魅力的な組み合わせ。距離も問題無いだろうし、厳しい流れからの競馬は実証済みで結果も伴っている点からも力はある方だと思う。
前走の京王杯、二着馬アドマイヤモラールをモノサシに考えるとわかりやすい。道中は勝ち馬や当馬よりも後方から終始大外での追走。ゴール前では勝ち馬に僅かに差を詰めて2着というのは立派で、1着ボールライトニングとの能力差はさほど無いようにも思える。しかしこのアドマイヤは2戦目の未勝利で勝ち馬マシェリガールに2馬身差の大敗。その勝ち馬は次走中京2歳Sでシュウジに5馬身差で大敗していることを考えると京王杯2歳S組はデイリー杯2歳S組よりもレベルが低いと考えられる。
で、、その京王杯2歳Sで3着だった当馬に穴馬印を打つ理由としては、やはり前走はどスローが敗因だろうなと。ある程度ペースが上がる想定の今走は怖い1頭。騎手はマイナスですね・・・。


買い目はなるべくシンプルに。
馬連 (◎,◯,▲,×)
3連単F (◎,◯)-(▲,×)-(△,△)