3件のひとこと日記があります。
2015/05/30 00:15
ダービーということで現時点での予想を書い
ダービーということで現時点での予想を書いてみることにしました。
ドゥラメンテは1番人気を疑ってかかる人にとっては消し材料が多いですが、中にはそれはどうか、というものもあります。
よく言われる好タイムの皐月賞勝ち馬はダービーでは来ない、というやつですが、あれが個人的には一番意味が分からない(それでリアルも消し、というなら分かる)。
まず、ラップが異なります。ロゴタイプやアンライバルドが勝ったレースは一切緩みのない持続戦。しかし今年は3F戦でした。ダイワメジャーが勝ったときのラップは似ているのですが、あの年のダービーは別路線組3着まで独占=低レベルと捉えています。それにあの時の中山は箍が外れた高速馬場で、そもそも好タイムと言えるかも疑問です。
ドゥラメンテの前走のラップはかなり余力が残っており、もっと良いタイムを出せる余地を残しています。
それだけに不安は余力を残す馬が多い展開です。
では、どういう展開だと余力が残りににくいか? というと、ハイペース、ロングスパート戦、馬場不良(ラップが前傾になりやすい)等になりますが、今年のダービーではどうなるでしょうか。
外に先行馬が集まっていて、テンの遅い酒井の馬はハナに行かなければしょうがないということを考えると前3Fはかなり流れるはずですが、その後は予想のしようがありません。こういう時は、「緩む」と考えなければなりません。事前に予測されないハイペースは現代競馬では事故で諦めるべきです。
なので良馬場の場合、ドゥラメンテを強力には押せません。多くの馬に余力が残る以上、自在性のない人気馬を軸にはしづらい。
馬場不良に関しては、望める状況にはありそうです。
リアルスティールについては、ローテが疑問です。
調教でいうと、スプリングS>ダービー>皐月賞という感じなのですが(ちなみに私はラップ9:1映像で評価します)、スプリングSがなければ、皐月賞を叩いてダービーへ、という風になった思うのです。明らかに皐月賞への欲が出たローテーション(矢作っぽくはある)で、前走よりマシとはいえ、ドゥラメンテが皐月賞に比べればハッキリと良化しているのに比べると物足りない。それと、明らかに折り合いに不安がある調教をしています。
安定しているようで、怖い1頭であると思います。
以上のこと踏まえた予想は
良馬場の場合
ケン(意外に荒れるのでは? 調教的にはミュゼエイリアン、ベルラップ、タガノエスプレッソ、サトノラーゼンは推せます)
渋った場合
ドゥラメンテ単勝1点、もしくは、高レベル戦で戦える余地のあるレーヴミストラルとのワイド1点。
という方針で行きたいと思います。