懐かしい映画

浜ちゃんのドラマで久々の小沢仁志見ていて、思い出したので

今回のお題はSCORE

このSCORE(スコア)という映画なんですが、今から15年ほど前になりますが、
自主制作に近いような映画なのですが

「レザボアドッグス」のパクリというよりはそのまんまです。
しかし日本人どうしで、お互いをニックネームで呼ぶってのはかなり恥ずかしいものですね。
宝石を強奪して郊外の閉鎖した工場の跡地で繰り広げるドンパチ。

登場人物が、肩や足などの末端部分だけでなく、
ほとんど頭部貫通では?
というような銃弾をあびても、全然平気で蜂の巣だよ!というような状態でもガンガン撃ち続け、
一発当たったらバケツ一杯ってくらいの流血ですがみんなとても元気なんです。
まぁ チャンバラでも、やくざ映画でも、主役は、なんぼ撃たれても斬られても、死なないのが日本の映画やドラマですもんね。

小沢の仲間は組織の救出を待っていますが。約束の時間になっても到着しない組織の対応に仲間たちは次第に懐疑的になり小沢を裏切るわけですが、
実は小沢は組織のボスから仲間をみんな始末するように言われているという話で。

「レザボア?」に似ているなあと思いつつも、せめてラストは違うんだろうなあ
と思っていたらそこまで同じでした。
監督の室賀厚さんが「うまくパロディーにしようと思ったのですが頭が悪いものでそのまんまになってしまいました」
とコメントしてます、正直な方です。

この映画、スコアですが、全編フィリピンロケ、この映画に出演している俳優さん達ですが、
選んだ基準が
なんと、自分でメイク(やられた時など)ができる俳優さん達を集め、
移動も全部自分たちで、何から何まで自分で出来る人ばっかり選んで撮った、低予算映画なんです。
その他は現地スタッフで・・・

シナリオも、上にも書いていますが、完全なパクリ、観ていてここまでするかというほど・・・・

その元になっているレザボアドックスは、
クエンティン・タランティーノ監督の映画なんですが、
この監督さんは、大 の日本映画好きで(特に深作欣二監督と、千葉真一が大好きです)
演技指導の時に、ここはJJ・サニー千葉みたいにとか言っているらしいです。

そのストーリなんですが、やはり日本映画の影響もあり最後の場面で、潜入している刑事が、犯人たちと最後には友情が芽生えて、自分の正体をバラスのですが、

アメリカでは、理解できなかったらしいです。

何で、正体ばらすねん、
早く殺せって言っていたらしいです。

なので、バイオレンス、シナリオも日本風インパクトある映画だったので、よりパクリやすかったのかな。
でもチャンスやテキーラなどのニックネームで呼ぶのは、ちょっと恥ずかしい かな

後、劇場での感想ですが、一般映画は、エンディングが始まると席を立つ人が目立ちますが、
この映画は、最後まで立 つ人はいませんでしたよ。
客入りも100人ほどでしたが、マイナーだけに来る人もちょっとマニアだったのかな。