スマートフォン版へ

マイページ

533件のひとこと日記があります。

<< O型の人は蚊に刺されやすい?... ひとこと日記一覧 土曜日新馬戦情報結果... >>

2010/09/17 22:08

はやぶさ

おかえり「はやぶさ」帰還カプセル特別公開

今日より大阪の阿倍野近鉄百貨店で開催されています。9/17?21まで
もし見に行かれる人がいらしたら、
会場に入るには観覧整理券が必要になりますのでご注意ください。
主催者の方の話によるとかなりの混雑が予想されるらしいので、覚悟が入るみたいですね。

今回は、お昼休みを少し長めにしてもらい、空いてそうな時間を予想してお昼過ぎに行って来ました。
まぁ今回は、見事に予想的中、行った時間帯はがらがら整理券なしにすぐ見れました、(各局のお昼のニュースで流れるのでこれから戦場にと言ってい ました。)
おまけに専門家の方もいらっしゃって、今日はちょうど穴場の時間なので、(通常ですと、整理券を発行してかなりの待ち時間と見れても次々に人が来 るので、とまってゆっくり見る時間が無いそうです。)
質問があればお聞きしますよと、気軽に声を掛けていただきましたが、予備知識なしに行ったの で質問までは(もったいないなぁ)
でも、隣のおじちゃんが、その方に話を聞いていたので、便乗で聞いていました。

聞けた内容ですが、ヒートシールドの展示が無いのはなぜ?

ヒートシールドは、焼けている場所、色などから、いろいろな情報が得られるそうなので機密が多く展示しなかったそうです。
ヒートシールドの表面の模様についてもお答えできないと。

ちなみに、大気圏突入スピードですが、通常の衛星に比べ約2倍ほどのスピードで落下したそうです。

その後呼び出しがあって、専門家の方はどこかへ行かれました。

展示物は、4点と少ないですが、この中華なべぐらいのカプセルが、地球から3億キロ離れた小惑星いとかわまで、行ったと思うと・・・・・感動ものですね。
インスツルメントモジュールは、ピカピカで、まさか いとかわまで行って帰ってきたものとは、思えないぐらいきれいな物で

大気圏突入し地上に落下した時に使われたパラシュートもきれいな物で、かなりの精度で落下してきたのだと・・・・・・すごいです。

また会場では、地球に帰還される時のビデオを上映していて、大気圏突入時、探査機の本体が燃え尽き、インスツルメントモジュールを守るべ くヒートシールドが燃えながら落下していくのが、切なくも 何度見ても感動しました。

ホンと今回はすごくラッキーでした。まさか本物をみることができるとは思いもしていなかったので。
好きな方は、見に行かれても損はないと思いますよ。(近くの方ね)

今回、展示されていたのは
■メイン展示内容
?インスツルメントモジュール(地球帰還実物)
地球帰還カプセルの「骨格」を成すパーツです。

?搭載電子機器(地球帰還実物)
帰還時に、各部パーツの分離指令や、着陸時に回収隊を誘導するための電子ビーコンの発信等を行いました。


インスツルメントモジュール
インスツルメントモジュールの上部は、そのままカプセルの背面にあたるため、耐熱材料である支持アブレータ、サンプラアブレータで守られていま す。中心部には、イトカワサンプルを入れておくための円筒状のサンプラコンテナ部があり、その周囲に搭載機器部が配置されます。パラシュートはそれらを取り 囲むよう にドーナツ状に収納されています。一番下には、錘(おもり)付きのひものようなビーコンン発信アンテナがぶら下がっています。内部には再突入カプセルとし ての様々な役目を果たす心臓部である電子機器が収められています。



?パラシュート(地球帰還実物)
地上5km で予定通り開傘し、適度なブレーキをかけてカプセルを地上に無事降ろしました。

パラシュートは、サンプラコンテナを含むインスツルメントモジュールに接続され、これを緩降下させます。強く、軽く、そして容積をとらないよう、 ポリエス テル製の十字形状の傘体(布の部分)が採用され、パラシュートが開く際に絡まったりしないよう、十字以外の部分はネットで張られています。カプセルは計画 通り高度約5kmで開傘し、十数分かけてウーメラ砂漠に着地しました。インスツルメントモジュールが風に引きずられて損傷するのを防ぐため、パラシュート は着地直後に分離されましたが、実際には無風であったため、すぐ脇に留まった状態で発見されています。



?エンジニアリングモデル(地上実験用実物)
地上でのテスト用のカプセルです。パーツが分離する前のカプセルの姿が分かります。

↑これは実際にいとかわへ行った物ではなく、本物ですが地上実験用だそうです。



?写真パネル(前面ならびに背面ヒートシールド)
カプセルを大気圏突入の高熱から守った、熱防護盾です。

前面ヒートシールド
秒速12kmという速度で大気に突入するカプセルは15MW/m2、スペースシャトルの30倍という厳しい「空力加熱(くうりきかね つ)」に晒されます。空力加熱は機体に衝突して急にせき止められた空気が高温になり、機体を加熱する現象です。この空力加熱から機体を守るのがヒートシールドの役目です。ヒートシールドはアブレータという熱防御をするための炭素繊維強化プラスティックからできています。ヒートシールドの裏面(インスツルメントモジュールに触れる内側部分)に敷き詰められた白い綿状のものは断熱材で、外からの熱が内部に到達するのを遅らせます。
前面ヒートシールドは、背面ヒート シールドと一緒に パラシュートを開く際に分離され、そのまま地上に落下しました。過酷な空力加熱を経た後、さらに秒速40m/sで地上に激突したはずです が、思いの外、損傷もなく奇麗な状態で発見されています。

背面ヒートシールドは、別名パラシュートカバーとも呼ばれます。ヒートシールドとして背面側の加熱から機体を守る役目をすると同時に、パ ラシュート開傘時には、パラシュートを引き出す役目もします。分離後カプセルが単独飛行しえいる際の温度を解析予測しやくするため、アルミを蒸着したカプトンテープが貼付 けてありましたが、再突入をした後は、特にその合わせ目部分を中心に模様のようにテープが燃え残っています。

お気に入り一括登録
  • カプセル
  • ピカピカ
  • ビーコ
  • イトカワ
  • ラコンテ
  • ウーメラ
  • エンジニア
  • スペースシャトル
  • ラスティ

いいね! ファイト!