オグリキャップ

現在東京スポーツにて、河内洋調教師のコラムが連載中である

そこでら語られていたオグリキャップの話が実に興味深く、懐かしくもあり振り返りたくなったためオグリキャップのレースを動画で振り返ってみた


良くも悪くもうまをみる目もレースをみる目も備わってから見るオグリキャップのレースは当初見ていたものとはちょっと違っていた

河内洋調教師は語る

天皇賞秋で初めてG１に出走したのだけど、タマモクロスという強い馬がいた
タマモが上がって行った時付いていって勝負しても良かったんだけど、とにかく無理だけはさせたくない
これからもずっと乗っていくつもりだったから、直線勝負にかけた

と語っている

マッチレースになった二頭は三着に3馬身以上離したが、勝ったのはタマモだった

ジャパンCも同じような展開でタマモは二着、オグリは三着であった


今動画を振り返ると確かに道中追っていない
直線に入って必ずギアが入る
そして何よりオグリの真骨頂であるゴール前で首を投げる

頭が良いというか、なんというか強いだけではない人の心を掴むはずである

今では考えられないローテーション

オールカマー
毎日王冠
天皇賞秋
マイルCS
ジャパンC
有馬記念

秋だけで6戦、うちマイルCSとジャパンCは連闘
信じられない馬である

河内洋さんは【あんな乗りやすい馬他にはいなかったからね、ずっと乗っていられると思っていたけど】と今でも寂しそうに語ったそうである


そして引退レースとなった有馬記念
ジャパンCで11着に破れ、もう終わったとの声が圧倒的の中、最後のパートナーは乗り変わりで武豊


武豊はパドックでずっとオグリに話しかけていたそうだ
【お前自分を誰やと思ってんねん！自分オグリキャップやぞ！このお客さん見てみい、この大観衆みんなお前を見にきてるんやぞ
自分はオグリキャップなんや！】

結果は知っての通りであります

本当のスーパーホースであります


ついでにアルゼンチン共和国杯の予想

◎ホッコーブレーヴ

○ネオブラックダイヤ

▲フェイムゲーム