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2014/03/27 22:59

ハープスターと母ヒストリックスターのお話

今日付けの東京スポーツで松田博資先生の連載が最終回を迎えた
とても興味深いお話が沢山あって、改めて松田先生に感謝であります

そして最終回のお話はハープスターのお話

地域によっては読めない方もいらっしゃると思うので、自分が知っている話も含めまとめながら日記に書きたいと思います


ハープスターの母、ヒストリックスターが産まれた時初めてベガが牝馬を産んでくれ、これで牝系が繋がって行くと大変大事にされたそうです
ある日の事、ヒストリックスターは放牧中に骨折
しかしなんとかしたいと足にはボルトを入れデビューは出来なかったもののなんとか繁殖にあがる事が出来たそうです

初めて産んだのはピュアソウルという牡馬
大変ヤンチャで幼い頃から気性的に問題があり、二勝出来たものの大成はしませんでした

二番目に産まれたのは待望の牝馬
しかし、この女の子に対しヒストリックスターは可愛がり過ぎ、時にはチョッカイを出したりイタズラしたりしてしまったため、競争馬としてデビューする段階にいかなかったそうです

三番目に産まれた牝馬
牧場側は産まれてすぐにヒストリックスターから離して乳母をつけこの乳母に育てさせたそうです

この三番目の牝馬こそハープスター

ハープスターは幼い頃からとにかく大人しくよく食べたそうです

松田先生の所に入厩してもハープスターはとにかくよく食べたそうです
しかしこのハープスター
大人しずきるのかとにかく調教で動かない
松田先生曰く動いているのを見たことがないそうです

チューリップ賞の最終追いきり後、心配された吉田勝巳さんから【どうだった?】と電話が入り松田先生は【動かなかったですよ】と答えたそうですが松田先生はなんの心配もしていなかったそうです
馬というのは若い頃はとにかくがむしゃらで力を抜いて走るということが出来ません
調教で走らない、ケガをしにくいということに繋がりと松田先生は考えているようです

しかし自分は思います
よく食べるのに調教で走らない
何故それで体重調整も含め馬を仕上げる事が出来るのか
おそらく松田先生と厩舎のスタッフは我々の知らない場所で相当な愛情と努力をされているのではないか
松田先生は調教以外での調整方法を持っているという証明なのではないかと考えています

ベガの桜花賞の時にライバルは?という問いに対し【ライバル?そんなものいないよ、いたら教えて欲しいわ、普通に回ってくれば勝てるやろ】
と答えた松田先生

言葉には技術と努力に裏打ちされた自信が感じられます

2週間後の最終追いきり後に松田先生がどんな言葉を残してくれるのか
とても楽しみであります
そして今年の桜花賞、本当に楽しみにしています

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