よーいドンという言葉とヴィクトリアM

俺はよーいドンという競馬用語が大嫌いである
スローのよーいドンのレースになったから価値がない
だったらハイペースのレースはレベルが高くてスローだったら低いというのか
価値観や評価は人によって異なるが、あのオグリコールに包まれた有馬記念
当日行われた900万条件のレースよりタイムが遅くなったからオグリは勝てた
レースとしては低レベル
と評価した評論家がいた
グラスワンダー、スペシャルウィーク、テイエムオペラオーが叩きあった有馬記念でもスローとタイムの遅さを理由に酷評した評論家がいた
しかし勝ったグラスワンダーはこのレースで精神の全てをだしつくし勝利を得た事によりこのレース後全く走れなくなってしまった
精神面での強さ、我慢、そして競走馬としての絶対能力が求められるG１でのスローペースは時としてとても危険なレースになる
ましてや高速馬場なら尚更だ

スローのよーいドン
こんな言葉は走る馬たちにとっては失礼な言葉である
誰が言い出したのか消えてなくなればいいのにと思う

さて明日のヴィクトリアM

差し合い、決め手がテーマか、動いて抜け出す先行差しがテーマか迷うメンバー構成になった
しかしレース名のごとくこのレースは1600M
1400Mの差し合いで予想するのは危険

しかしマイル戦でメンバーを比較すると大変面白いメンバーである

クロフネサプライズ、ラキシス、キャトルフィーユ、ゴールデンボンバー、ウリウリ
この５頭と人気所を比較してもほとんど差がない事がわかる

しかし府中マイル戦ならば

デニムアンドルビー
エクセラントカーヴ
ホエールキャプチャ

この３頭が抜けていると感じる

いつは前予想をしてもパドックや展開から全く違う馬券になってしまうが、明日は俺も腹を決めて覚悟を決めて自信を持ってこの３頭で勝負しようと思う