日高ブリーダースステーションのお話

いよいよ種付けシーズンのスタートである

そして、今年の新種牡馬にはローズキングダム、エイシンフラッシュ、ヒルノダムール

なんとこの世代の皐月賞の１着から４着とヴィクトワールピサも含め揃い踏み

こんなに夢中になった世代はナリタタイシン、ビワハヤヒデ、ウイニンクチケットの年以来で、本当に楽しみで仕方ない

中でもやっぱりローズが父親になるという実感があり、嬉しさが込み上げてくる

日高BSSのスタッフのお話によると、最初ローズの放牧地はステイゴールドのお隣さんだったそうですが、このステイゴールドという馬
現役の頃と変わらず気性が鋭く、時たま狼のような声で嘶くそうで、スタッフの方に言わせれば【もはやあれは馬ではなく、別の次元の生き物】とおっしゃられていました
別にローズがステイゴールドにいじめられたというわけではないのですが一番はしっこにお引っ越し、ステイゴールドの隣にはジャングルポケットその隣にローズキングダムという場所に落ち着いたそうです
そんなジャングルポケット、自分達か訪れた時ステイゴールドが草を一心不乱に食べる姿を自分は草も食べずにひたすらガン見、同じ場所から動こうとはしませんでした
ローズを見ながらそんな光景を見ることが出来、しかも何とも豪華な組み合わせに幸せな気持ちで一杯でした

さてローズキングダムの初年度は何頭集まったのでしょうか
気になるところではありますが、最近ではライバル達には負けないで欲しいという気持ちはなくなり、ローズの子供が見れるというだけで本当に胸が熱くなります

いつまでも元気でいつまでも変わらない人懐っこいローズキングダムでいて欲しいと思っています

それから遅ればせながら、先行して日高BSSに行き、後日アホみたいに熱狂的なローズのファンが来るから宜しくお願いしますと伝えて頂いた方

お陰さまで思い残す事はないくらい大切な１日を過ごす事が出来ました

本当にありがとうございました


でも本当はピサの子供と対決して勝って欲しい(笑)