桜花賞

ハープスターがダントツの１番人気ですが、阪神ＪＦから４ヶ月で、そんなに差が付いたんでしょうか？
レッドリヴェールには負け、フォーエバーモアとはタイム差無しでした。その後、両馬とは対戦していないのに、この単勝オッズの差の原因は何でしょう？

新潟２歳ステークスでは牡馬のイスラボニータを破り、阪神ＪＦでも勝ったも同然の２着。

チューリップ賞の鮮やかな勝ちっぷりで、外にさえ出せれば、多少の距離損があっても、勝てると誰もが思ったでしょう。
今回は大外枠になったので、内から外に出すというロスが無くなりハープスターにとっては有利な材料が増えたのがオッズの差に反映していると思います。
ただ、チューリップ賞は、はっきり言って実績馬が敬遠したので、多少楽な相手だったと思います。

が、いずれにしろマイルでは常に32.5、33.6、33.7と最速の上がり脚を繰り出せるのは脅威ですし、更にここ３年ディープインパクト産駒が連勝中というのも、強力な後押しになっていますね。
また、土曜日のスマートレイアーの伸びを見ると馬場状態もハープスター向きです。

レッドリヴェールは休み明けぶっつけ本番になるので、嫌われるのは解ります。
フォーエバーモアは、府中のクイーンカップをきっちり勝って、フロックでない事を証明しました。

問題はペースでしょう。ベルカントが脚質転換に成功したので、どうしても逃げたいのは
ニホンピロアンバーくらいでしょう。
カウニスクッカ、ペイシャフェリス、リラヴァティは２番手でも折り合えます。

フォーエバーモアと、レッドリヴェールはこれらの好位勢をマークしての抜け出しになり、そこに大外からハープスターの強襲となるでしょう。

ここで、ハープスターが快勝するようだと、牝馬３冠も夢ではありません。

馬券的にはハープスターから穴を狙うか、上位３頭のボックスでしょう。
あまりにも、ハープスターに条件が良すぎて却って心配です。

◎ハープスター
○レッドリヴェール
▲フォーエバーモア
△ベルカント
△レーヴデトワール
Ｘモズハツコイ
Ｘヌーヴォレコルト

レッドリヴェールの根性が一番怖いでしょうね。ハープスターの追込みが不発だと、大波乱もあります。