県外逃避行４

泊まった宿の近くに、薬王寺と言う寺が有る。ザックリ案内すると・・・
日佐和城の、斜め向かい辺り。

この薬王寺が、別の意味で凄い。
厄落としのお寺で、正月に、たまたま行った時・・・・・
そこらじゅうに、お金が落ちている。ビックリ仰天。
境内の石段を登りながら、お金を撒いている人が、居る！
何の意味が有るのか、判らないだけに・・・・ビックリ！
お金だらけで、石段が昇れない。
石段だけじゃない！境内のそこかしこに、落ちている。
一円玉が・・・・たまに五円玉も有るけれど。
お金を踏んではいけない！と教えられている年代には、苦行です。

ちなみに、街で落ちている百円玉や、五百円は、速攻で足で押さえる！！
押さえているので、踏んでいる訳ではありません。（言い訳）

後から知ったのですが、石段にお経が一文字づつ書かれて、塗り固めているそうで、
厄年の男女が、一段づつ、一円玉を置いて、厄落としをする、所です。
境内には、二千円、三千円、五千円と、一円玉へ両替してくれる所が有ますが、
青いポリバケツに入れて、ドン、と渡してくれる。
私は、千円なので、２本の棒金でした。
箒で、一円玉を集めている寺人も居ます。
また、バケツに入れるんだろうなぁ〜。

今回は平日だったので、ばら撒いて居る人はいませんでした。
皆、丁寧に一円玉を置いていました。

テレビで観たのですが、
徳島の日和佐辺りは、そんな風習の厄除けの寺が多く
１０件位の寺が持ち回りで、厄落としの行事をするらしいです。
それがまた、凄い。
拝んでいる住職に向かって、ポリバケツに入った一円玉を掴んで投げる！！
ポリバケツは投げないが、水を撒くように、投げる。
一人や二人では在りません。何十人もの人達が、
人の頭の間から、掴んでは、投げます。

住職も、板で囲った1メートル程高い所へ座り、
青いビニールシートを引きつめ1メートル程の堀を作って、迎えうつ。
誰も、住職に向かって投げてはいないが、絶対・・・当たってる。
五千、一万と、両替してるから、その光景がすざまじい。
テレビの前で、大笑いしてしまいました。
厄落としより、アレがやりたい！みたいな・・・・・

そして最後に、徳島の阿波尾鶏（あわおどり）と読みます。
泡踊りでもなく・・阿波踊りでもない・・・鶏肉だけど、これが旨い。
水炊きにして、馬路村のポン酢を使ったら、涙出る程・・・・旨い。
「工場近いですよ。車でたったの４０分ですから・・・」
それは、近い！・・・何十キロ走るのだろう？
とりあえず、旨い物求めて、ＧＯ！

鶏インフルで、何か月も洗車してない車を、消毒してもいただき・・恐縮。
工場で買っても、グラム１９０円は、痛い所だけど、
休暇をくれた、店長とその上のお方へ・・・もちろん自分へ。
ワンコの分、熟成ささみ300グラムの１６０円は、お買い得でした。
これで、県外逃避行の報告終わりです。・・・ヤレヤレ。