こんな夢をみた２

コレも、昔の話。

田村正和の夢を見た。

何故か私は、どえらく若くて、ロングヘアをカールさせて、白い長めのおリボンを風になびかせ、ピラっピラ！のフリルの付いた白いワンピース(海賊じゃない)を着て、原宿の真っ只中で、田村正和と待ち合わせをして居た。

少し遅れてやって来る彼の後ろから、街に居た女どもの、驚きと囁きが渦巻いて居るのを
微笑んで眺めて居た。

待った？と、肺活量の無い声で囁かれ、首を振るロングヘアーがなびくと同時に、街の女どもの、落胆の溜め息と、声になら無い罵倒と、羨望の眼差しを、一身に受けた。

小気味良かった。（＾◇＾）

大声で罵倒したいが、正和君には聞かれたく無い！このギャップで悶々とする女どもの横を、これ見よがしに、腕を組み、二人囁きながら歩いて行く。

すれ違いざまに…ブスと言われるが、鼻で笑って更に、正和君の腕にしがみ付く。
この爽快感は、応えられなかった。

二人で入った喫茶店は、西部劇に出て来る様な、天井の高い教会で、立派なステンドグラスも有ったが、何故か砂埃がして居た。

どんな会話をしたか、全く覚えていない。
アイスコーヒーを飲みながら、肺活量が無いから、寄り添う様に座っていた。

会話の途中で判明した事は、正和君は私の彼氏では無く、伯父さんだった。ガッカリしたがそんなもんだろうと…納得した。

納得したから、夢から覚めた。
でも…爽快感だけは残った。
たまんねぇ〜！ 気持ちいい夢だった。

アレは、古畑任三郎真っ盛りの頃…

夢の中で
彼は とぉ〜ても、ダンディーだった。