奇跡の、テイオーの子供たち！　

昨日はテイオーの血を持つ子供たちに一気に３頭に会ってきました。
まず一頭目は三石にいる私の愛馬のオマツリオジョウ！
テイオーを祖父に持ちます。
今年で１０歳になりました。
４月から会えなくて寂しい思いをしていましたが
ニンジンを持っていそいそと行ってきました。
現在受胎中、牧場では今年生まれた当歳のお守り役もしています。
昨日は他の馬の子たちと　ぼへーっといて、呼んでも中々寄ってきませんでしたが、場長さんが引いてきてくれると
『あ！もう来ないのかと思ってた　ニンジンは？』とニンジンを探すしぐさ、そりゃ凄い勢いで食べまくり
合間に頭を撫でてやると　こちらに頭を預ける勢いで
甘えて来る。
ほどほどのところで　仲間の所に返してやろうと言う所で
綱を離してやると
一目散に仲間のところかな？と思うと

違う方向でヒャッホー状態　尻っぱねをしたり
ごろごろ転がったり
気が違ったのかと思うくらいの行動に心配しましたが
(疝痛？心不全？骨折？)　おだってしまったようです。笑
性格は温厚で噛んだり　蹴ったりは皆無。
競走馬時代には　荒ぶる事もありましたね。

この子を手に入れたときは競走馬として活躍できるのか？
走る前に万が一、競走馬として通用しなければ乗馬だと思い
乗馬クラブにも相談した事があったなあ。

よい意味で期待を裏切ってくれて　道営で一勝
南関東で４勝と頑張ってくれましたね。
６歳春で怪我をして引退。繁殖にあげて今日に至ります。

二頭目は　話題になっていた　キセキノテイオー
７歳で乗馬から競走馬に。
門別競馬場に　三石の帰り道に寄りました。
パドックは早い時間から　ファン？が待ち受けていましたよ。
実馬を見て　競走馬としての違和感はなかったです。
パドックでも普通に回れていたし。
馴致というところでは　遅咲きとはいえしっかりされていると言ったところです。
帰し馬の時は石川倭君が　観客ぎりぎりのところまで寄せて歩かしてましたよ。
レースはまあ、大差でしたが　走りきったところは良かったなあと。
道営はレベル高いので未勝利戦とはいえハイクラス。
自分の持ち馬でエンドラっていたんですけど
道営で一回掲示板に乗りその後　名古屋で二勝した子もいる。
道営で、大差５秒っていうのもあったし。
クラファンがなかったら　素晴らしく応援したのだけど　笑
でもね　馬に罪はないから　そこは素直に応援してきた。
繁殖にあげるなら　馬主が自分で頑張るしかないよね？
馬は頑張ってる！　馬主さんはもっと頑張って〜

三頭目はテイオーのひ孫になるリュウセイオジョウちゃん
私の持ってるオマツリオジョウの子供。
妊娠　出産　育成と全て見守ってきた子。
手を離れてしまったけど　縁があって今の馬主さんと懇意にさせて頂いています。
只今　門別にて放牧中。
久しぶりの再会です。去年盛岡の新馬戦見に行ってだからほんと久しぶり。(ダントツの一番人気で勝利)
体のメンテナンスしてもらっていますが、ニンジン持って行きました。びっくりしたのは　ニンジン探す仕草が母親にそっくり。甘えて来る仕草もそっくり。
(今度はニンジンもっと沢山もっていくからね)
「又来るから待っててね」と言ったら　ぶるるるるるるるって返事してくれた。

ということで　テイオーの子供たちに一日で三頭会ってきたのだけど　みんなそれぞれに頑張っていますよ。