久しぶりの出資馬君の勝利。ハリケーンリッジ号。

　6/8 東京の7Ｒ ３歳上１勝Ｃ 芝1600ｍ
　久しぶりにハリケーンリッジ君(♀)が先頭でゴールインしてくれました。
　この仔は２歳11月のデビューから、３着２着１着と来て昇級の特別戦２着と
　その着順もそうですが総て勝っても負けても0.1〜0.2秒で来てくれていた
　レースのとても上手な仔でした。

　母：ワシントンレガシー(クロフネ）に父：リアルスティールという血統で
　出資時の見立てでは平坦芝16〜18向き、上手に行けば２勝〜３勝くらいは
　上げてくれそうかなぁとの思いでの申し込み。
　うまく緩い抽選を潜り抜けての出資決定だった記憶があります。

　デビュー前までは、少し体質が弱いなどともレポートされていたので、
　牝馬クラシック戦線とは別路線を進むのだろうとは思っていたのですが、
　実際に走ってみると思っていた以上に競馬が上手で、私以外の出資者も
　もちろんのこと陣営やクラブさんでも期待を上方修正してくれていた様な
　感覚も持っていました。４戦目までは…。

　１勝Ｃ特別戦のカーネーションＣ惜敗から中２週間空けて臨んだ５戦目は
　確勝を願っての自己条件戦で、最終的な単勝オッズは1.7倍。
　パドックの具合もマズマズでしたが、1000勝メモリアルの懸かった三浦Ｊの
　テン乗り。ＧＷの猛攻とも思える７勝固め打ちの後、5/13 に999勝目を上げ
　リーチを掛けてから足踏みをしていた彼にＮＦさんから用意されたような
　レースだったのですが、緊張していたのか0.3秒差の３着に沈みました。
　(その後も不調が続き1000勝を上げたのは、結局6/23。
　 ハリケーンリッジ君の騎乗から29レースも後のこと)

　まぁ三浦Ｊの個人成績のことはさておき、軽くパラパラ来ていた天候で
　少し緩めの馬場でのレース。馬群はやや長めの展開。
　(個人的にはもう２〜３馬身前目のポジションの方が良さそうに思いました)
　ジワジワと前と詰めながら絶好のタイミングという追い出しをしたのですが、
　あとは上手くハリケーンリッジ君を信じて彼女のリズムを感じ取って乗って
　いれば好かったのですが、せっかくのリズムを削ぐような追いフォーム。
　当然伸び切れない(勝てない不安)ので、身体を固定したまま鞭をバチバチ。
　「騎手デビュー初年度勝利でレジェンド武豊Ｊの記録を塗り替えた方と
　同一人物とは思えない」と師匠はボソッと重くこぼしていました…。

　前述の通りそのレースは３着でしたが、その後、秋を期待されていた彼女は
　腰〜トモの状態を落とすとともに、気性面においても鞍上を信頼しない反抗
　行動を見せるようになってしまいました。
　以降、4-3-6-12-3着と秋華賞はおろか１勝クラスも卒業できないまま１年。
　それでも前走調教時からの杉原Ｊの努力もあり、少し改善(反抗の回数低減)
　傾向を見せて来てくれたのが救いかと…。

　今日のレースでも４角手前で一瞬ルメールＪを慌てさせていたようにも…。
　それでも流石ルメールＪ。本当に彼の手腕での勝利だと感じました。

　と、これは実は仕事から帰って来ての感想。
　せっかくの今日でしたが、残念ながら仕事だったためオンタイムでは観戦
　出来ず。しかも買った馬券は〈安全性を考えて〉ハリケーンからの馬連と
　メイショウヨゾラ号とガルサブランカ号との３複本線にハリケーンから
　その２頭を２列目に置いた３複を計４点。

　「れれれ？ 黄☆ついてる(当たっている)のに増えていない？」な感じで
　馬券収支は結構大きくマイナス。時間が避けないときは単複の応援馬券で
　好かったのにぃとは後の祭りでしたね。

　それでもハリケーンリッジ君(♀)、16か月振りの２勝目おめでとう！
　ご出資者の皆様、応援下さった皆様へも、おめでとうと感謝を込めて…。


〈P.S.〉現地応援下さったオウガ様、本当にありがとうございました。