楽しみました。

　ルシフェル君(♀)は６着でした。
　道中はいつも通りの後ろ目のスタートから18.ドナベティ号を避けて内への
　進路取り。それでもまだドナＢ号が併せたままだったため、軽くアクセルを
　踏んで外目の位置取りを確保。
　今回の目標の14.サフィラ号をすぐ前に置く位置でマーク。
　見ていた限りでは、サフィラ号がもう少し前目の位置に付けていれば、
　この仔もそれに合わせて上手にポジションが取れていただろうと思えます。
　課題の一つはクリア出来てそうです。

　４角では外目の位置でサフィラ号に被せる外進出プランを持っていたの
　でしょうが、手前で先に外の永島まなみＪの11.スウィープフィート号が
　サフィラ号に併せるポジションに入ったことと、サフィラ号の前の前に居た
　カルチャーデイ号・ミライテーラー号が膨らみ、それに合わせるカタチで
　３着に来たコラソンビート号とプシプシーナ号とが外へと進路を取った為、
　サフィラ号はさらにその外へ。

　サフィラ号とスウィープＦ号との間がきつくなることを見越し、ルシ君騎乗
　のムルザバエフＪはステレンＢ号の内へとセカンドプラン採用。

　残念なことにその直後ステレンＢのルメールＪも瞬時に内へと反応したため
　ムルザバエフＪは更に内へ切れ込む進路へと舵を切らざるを得なかった。
　ここでもし仮にサフィラ号の内、ステレンＢ号の外への進路選択があったと
　したら、ルシ君の精神力などから案外馬券圏内(３〜５着)まであった感じも。

　結局は、内廻りとの交流点ではゴシャッとしたキレの足りない馬の後ろを
　走らされることになり、更に内、キャットファイト号の内を通しながら、
　一旦カルチャーデイ号の内へ向けたものの、更にもう一度進路を切り替え
　カルチャーＤ号の外を通すといったかなり負担の残りそうなジグザグ進路を
　取ることになった。

　このメンツの中でも目立つ伸びは見せたものの、当然ながらの６着。
　やはり現時点ではマイルはたとえ阪神の外廻りだとしても短い感覚が残り
　ました。もちろん今回が初めて上級馬との多頭数立てレースだという点は
　考えに入れておく必要がありそうですが…。

　この後は今回のレースの負担をしっかりとケアして頂いた上で、1200万円
　という賞金額なので、オークスのステップとしてのフローラＳかあるいは
　忘れな草賞(Ｌ)を目標にしてくるように思います。

　馬券は、根底の推理から外していましたのでほぼハズレだったのですが、
　最後のパドックと返し馬とでピックアップした３頭の３複へ軽く保険を掛け
　レース収支はトントンで済みました。
　ＰＯＧ的にはポイント加算出来なかった点が、少しだけ残念。

　斉藤崇史調教師は「先輩クロノジェネシス号のようになってくれたら…」
　とのことでしたが、「何となくタイプ的にはエアグルーヴ号に近いのでは」
　と師匠がボソボソ語っていました。
　脚元や身体に問題なく来年を迎えてくれたら嬉しいですね。


〔阪神ＪＦ/レース掲示板〕
　買った目とは関係なく、思っていたよりもＰ、返し馬が好く見えたのは
　6.ステレンボッシュ号、7.アスコリピチェーノ号(返し馬)、10.コラソン
　ビート号、15.ナナオ号。
　14.や16.は何となく穏やかそうな感じでのＰ周回をしていました。