11月…。潮目の変化も

　書きたいこと、書いて残しておくべきこと、などなどたくさんあり過ぎて、
　バッファオーバーフロー状態な感じです。上手くまとまりそうもないので
　どうぞご海容の程…。

　まずは何といってもイクイノックス号のことでしょう。
　天皇賞(秋)連覇おめでとうございます。
　そのタイムやラップの凄いこと。走破タイムＲの1'55'2で上がり３Ｆ34'2。
　昨年はパンサラッサ号の生み出したレースとは別にもう一つレースが存在
　したような後方からの追い込みでしたが、今年はほぼ昨年に近いラップを
　楽に３番手につけての抜け出し圧勝。これだけでもものすごいのですが、
　昨年はその天皇賞の後に別の能力を求められる有馬記念をも勝利。
　今年はさらにそこから海外遠征を含む３連勝ですから、彼のＳ級超の能力を
　認めざるを得ないですね。師匠とも話しましたが近年で最高の馬だと…。

　師匠本人いわく、少年時に観ていたトウショウボーイ号、テンポイント号、
　マルゼンスキー号、ハイセイコー号をはじめ、馬券購入時代以降の
　アンバーシャダイ号(1977産)、ミスターシービー号、シンボリルドルフ号、
　メジロマックイーン号、トウカイテイオー号、サイレンススズカ号、
　エルコンドルパサー号、テイエムオペラオー号など錚々たる名馬の数々を
　実際に見ている訳ですから、それなりの重みがあるように思えます。
　1989年には米ベルモントパークでイージーゴア号のレースも直接観たみたい。

　本題のイクイノックス号については、
　「迫力や信頼性という点ではどこかに満点はあげられないという気持ちが
　　あるけれど、能力の幅と奥行きは間違いなく21世紀の日本の競走馬の
　　中でディープに匹敵かそれ以上」とのことだそうです。
　私の短い(?!) 競馬歴の中でそんな馬を実際に２頭も見れて嬉しいです。
　それでも心の中の愛馬名馬はウオッカにマリアに出資馬君たちですが…。


　牡馬クラシック最終冠「菊花賞」はドゥレッツァ号とタスティエーラ号の
　キャロットさんワンツーで終わりました。さすがにここから少しずつ潮目が
　変わるかなぁとも思っています。そろそろ今年低迷していたシルクさんや
　東サラさんラフィアンさんなどの復調や巻き返しがあるのかなぁと。
　そんな風向きの中でも出資馬くん達にはなんとかその好調の余波を活かして
　もらいたいですけどね。

　10月の最終週でルシフェル君(♀)がリステッドの萩Ｓを勝ち上がりました。
　１番人気は石川達絵さんのボルケーノ号でしたが直前競走除外。パドックに
　入ってすぐに見せていた右前の出の悪さが返し馬でＮＧとされたのだろう
　と思います。また上手に立て直してきて下さいね。

　ルシフェル君、幼いおさないと言われていますが、コンタクトの下手な騎手を
　少し軽く見ているきらいがありそうです。調教でも鞍上が団野Ｊの時はＧｏや
　鼓舞にあまり反応を見せずに、横を走っているお姉さまのスパートに併せて
　ギュンと加速。どこで加速したらいいのか、騎手からの指示ではなく自分で
　見付けようとしているのかも知れません。彼女の中に賢さの裏返しとして
　「もぅ、無駄に加速させないでよね、私ここからで十分届くから」という
　感覚があるのかも。
　もっとコンタクトの上手な騎手に乗ってもらえたらなぁと思っています。
　他から見れば贅沢なのかもしれませんが川田Ｊではないなぁと…。


　まぁ、それでも10月も出資馬君たち３走で1-0-1-0-1/3 と十分頑張ってくれ
　ました。ありがたいことです。また11月もお願いしますね。

　11月は
　11日にビオグラフィア君、12日にヴェルトラウム君、ベッラノーヴァ君(♀)、
　ハリケーンリッジ君(♀)
　18日にレゾンドゥスリール君などが予定しているようです。
　また近付いたら近況のご報告など。


　フクムやウエストオーバーやシャープアステカなど新種牡馬についてと、
　来年度のレース設計変更等については書き入れられませんでしたので、
　また後日、お時間があれば…。