快晴とくすぶりと秋天と　vol.2

　続きです。
　そんな感じで快晴の秋模様のキャロさんとは一転、どうもくすぶり感が漂う感じ
　なのが現在のシルクさんの状況でしょうか。
　歴史に刻まれる馬が、国内の高額賞金レースをガシガシと獲っていってしまうと、
　やはり競馬社会の中にゆがみや波紋が生じてしまうのかも知れません。
　サリオス号の引退、そして種牡馬入り直前での中止。
　復帰したピクシーナイト号の能力の大幅低下などなど…。

　先日、Ｇchの中で合田氏のもらした「年内２戦で引退」は流石に勇み足でしょうし、
　建前上の金融商品でありながら、出資者より先にその運用についてを外に漏らして
　しまうということは、形を変えた「インサイダー情報の漏洩」にも近い行為ですから、
　他人事ながらやはりもう少し気を遣われた方がよろしいかとも感じました。


　その余波、とまでは言えないとは思いますが、うちのシルクっ仔もここ数週
　少しガタガタしている感じです。
　まず天栄放牧中のカーペンターリア君(♀)が少し足の状態が悪いとのことで
　緩めていましたし、本当なら今週２頭出走予定であった２頭ともが回避。

　７日のベッラノーヴァ君(♀)は、少し調教が好かったからか、見込みのない
　tvk賞から次週の芝1600 鷹巣山特別(ハンデ)にスライド。
　これは少しプラス方向への修正とも思いますが、あと２戦怪我の無い様に
　頑張って欲しいと思っています。

　９日の京都未勝利戦にはワールドシリーズ君が予定していたのですが、
　ここへ来てリンパに腫れが見られ、一旦牧場(しがらき)戻しでリセット。
　外国産馬故、出られるレースは限られている為、今回で暮れの朝日杯などという
　夢は霧と散ってしまった感じですね。少し残念。しょうがないとは思いますが…。


　他のシルクさんもかなりバタバタ倒れていたり、人気を大きく裏切っていたり。
　ここまでしたのだから秋天−ＪＣで引退の仔の活躍は約束されているのかと
　考えています。
　さらに深く考えてしまえば、最大目標のＪＣの前に、秋天も勝ってしまったら
　今度は有馬への出走も強いられるでしょうから、秋天は２着、ＪＣ１着かなぁ
　というのが現時点での緩い予想。

　むしろその先の有馬は、非ＮＦならタイトルホルダー号でしょうし、あるいは
　薄い線で云えばマエコウさんディープボンド号やダーレーさんかなぁと…。
　別の思考であれば、ＮＦ(薄く社台)の中の３歳馬も候補ではあります。
　そう考えておくと少しは楽しめそうですかね。

　「早く引退してくれたなら」などとは、やはり思ってはならないでしょうし、
　間違っても口にはしない方が常識的な大人と云うものだろうと思います。

　キャロさんが昨年の臥薪嘗胆を果たしたように、シルクさんが来年・再来年、
　しっかりと復調してくれたなら嬉しいです。



　などなど考えつつ、かつての出資馬君たちのその後などを追い掛けていた処、
　ライオンさんへ導かれました。
　サラブレッドクラブ・ライオン。
　結構ＮＦ系の馬が募集されているのですねぇ。ミックスセールなどを経由した
　馬の子供達もいますし、セレクトセールでの購入馬も。
　あと４〜５年早かったら、手を出していたかもしれないです。
　これまであまり考えたことが無かったですから、少し意外でした。
　みたところ数頭、勝ち上がれそうな仔が募集されていましたね。

　毎年継続的に成績が上げられるかまでは保証出来ませんが、興味を維持しつつ
　時間を掛けて眺めていようと思います。


　　では、あと２日。
　　　休日の方はよき休日を。そうでない方も素敵な日をお過ごしください。