競輪
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2023/06/25 06:38
宝塚記念 別視点の予想 vol.1
今年はもう収支的に大きな勝負はしない方向なので、手に汗握るような
シビアな感覚での予想ではないことをまずお伝えしておきます。
ただその分、緩やかに全体的な目配りが出来ている可能性もあります。
今年(2023)の宝塚記念はまず馬で云えばイクイノックス号ですよね。
昨年のパンサラッサ号をＧ直前で捉え差し切った天皇賞から一転、
年齢的な面で斤量のアドバンテージはあったもののトリッキーな中山の
2500ｍを圧勝/完勝した有馬記念。
次に選んだのは、ドバイの地。2410ｍのドバイシーマクラシックを
スピードの違いで先行逃げで押し切った世界ランキングＵＰへの一戦。
見事だと思います。その結果が今回のオッズにも表われてますよね。
単勝1.5倍。これだけのメンツの中でです。
で、そこから話を進める前に、個人的な今年の、あるいは今年以降の
〈宝塚記念〉についての感覚をまず、お話ししておこうと思います。
これが私の予想の基本の骨子ですので…。
〈宝塚記念〉は、この先〈凱旋門賞〉の壮行レースになると思っています。
もちろん〈札幌記念〉もありますが、あくまで札幌記念は壮行レースと
いう位置付けよりも国内最終調整のためのステップという位置付けが
正しい認識だろうと。何故なら〈札幌記念〉はあくまでＧ�兇任△辰董�
帰国後有馬記念出走時の特別褒賞金は勝ち馬にしか付与されません。
つまりステップとして２頭３頭の「凱旋門賞登録馬」が調整目的で出走
したとしても、２着以下の馬には交付資格は与えられないからです。
反対に〈宝塚記念〉は１〜３着馬に対して交付資格(2)が与えられます。
つまり複数頭の出走も飲み込めるということ。
※ 交付資格(1) ＪＲＡ登録馬
交付資格(2) 海外パート�宜颪裡猫気魎泙爍猫気韮鈎絨米癲△泙燭�
当該年の国内重賞勝利
交付資格(3) その年の有馬記念ファン投票10位以内 ―を全て満たす
※ 上記とは別に 「海外競馬出走協力金」の交付資格は以下の通り
交付資格(1) ＪＲＡ登録馬
交付資格(2) 国内含むパート�宜颪裡猫偽チ�優勝(２歳戦は除く)
また近年、優秀なクラブ馬が先頭を切って海外賞金を稼いで来るような
風潮もあり、海外施行レースの馬券発売で利益を上げるＪＲＡにとっても
Win-Winの関係が構築されています。
但し一口クラブ馬はあくまで金融商品の位置付けであるため、それまでの
収得賞金の内の利益分配分を越えた「海外遠征費用」の使用は難しいため、
遠征の為の費用加算レースをダービー後に設けるという点では、上半期の
グランプリともいえる〈宝塚記念〉が最適解であることは論を待たないと
思われます。
そして今年の「凱旋門賞登録馬」は出走馬の中では２頭。
◆スルーセブンシーズ号/キャロットさん ＮＦ生産
◆ドゥラエレーデ号３歳/スリーエイチさん ＮＦ生産
＊他に目黒記念３着のサリエラ号/シルクさん ＮＦ生産
つまりほぼスルーセブンシーズ号かドゥラエレーデ号のどちらか、
あるいは両馬が３着以内に入ることは見えている感じですよね。
中間調教で殊更目を惹いたのはそのスルーセブンシーズ号でした。
他馬との能力比較で足りるのかなという思いと同時に、それ以上に
軽やかで気持ちの程好く乗った追い切りに真っ直ぐに◎印を付けました。
ここまでが第一段階の思考過程。 〈続く〉
※ コメント欄はvol.2 に纏めさせて頂きます。
- イクイノックス
- パンサラッサ
- リッキー
- ステップ
- グランプリ
- スルーセブンシーズ
- ドゥラエレーデ
- サリエラ
