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2023/05/06 20:32

薄暗い闇・または病み

 師匠の具合というより私の脚や身体の疲労のため、かなり遅い出発。
 府中へは既に14時を大きく過ぎて到着。
 口取りが当たっていたので、ヒールは袋に詰め、パンツスーツにスニーカー
 という「まぁ何とか季節的に許してもらえるかしら」的ないでたち。

 時折の風が、もうすっごくて、新聞など椅子に置いておけない感じ。
 今日は風があるからとキツメのものを選択した師匠のハット帽も、突風で
 一度ビュッと飛ばされました。

 東京10Rを見終えて下に降り、京都11Rの終わるのを待ってレゾン君の
 パドックをモニターで1周だけ確認後、応援馬券を買い、府中のパドック
 最前列へ向かいました。ゴメンネ、レゾン君。
 ※レゾン君のレースはパドックサイドでスマホ観戦。

 パドックに姿を現したベッラ、肌ツヤは好いし、状態だけならベストに近い
 と思える感じでしたが、そこから後肢の歩様へと目を落とすと思わず
 「エッ?エーッ!」。怪しさを通り越しまともに歩けていない様子。

 最終追いは5/3 普段とは異なりWコースで助手さんを背に
 南W良 54.8 - 38.7 - 11.4 位置[6] 馬ナリ
 としっかりと刻んできたので期待していたのですが…。
 ほぼ後肢は踏み込めておらず、ウチョ、ウンチョ、ウチョ、ウンチョの
 ようなリズムでビッコ歩き。
 足を着くたび首を上げたりしている迄ではないので、キーンな痛み迄は
 感じていないように見えましたが、数mごとに引手さんの前に顔を曲げ、
 歩みを邪魔しながら「もう歩きたくな〜い」アピールの繰り返し。
 前走時(4/22)のパドックではこのようなことはなかったので、最終追い切り
 あるいは前走後になんらかのトラブルが発生していたのでしょう。

 横で「これレース走らせるの?」「引退覚悟ってこと?」くらいの内容を
 師匠は口にしていました。
 その後のパドック周回も、ベッラ君(♀)はずっと懇願するような表情を見せ
 たまま、内目内目を遅れながら歩いていました。
 この仔とっても従順で素直で頑張り屋さんな仔なんですよねぇ。

 流石にパドックでは跨らないでしょうとの予想に反し、津村Jを背に
 最終周回1周半。←ショートカットで一番後に廻りました。
 状態は津村騎手もたぶん理解していただろうと思います。
 レースVご覧頂ければお判りになると思いますが、スタートからゆっくり。
 道中も最後方に付いて直線は外へ出して緩めに追い動作。

 だってビュッと追って脚を折れば、自分自身の危険にも繋がりますから。
 もし私が津村クンでもそうしたでしょう。あるいはルメールJや川田Jで
 あったなら、発走前に除外を視野に検査を求めていたかも知れません。
 結果10頭立ての9着。今日は無事に帰ってこれただけでGJ。
 緩く追われただけでしたが上がり33.9で出走馬中2位、トップとはコンマ5秒
 差で1.21.5。レース後の状態がとても不安です。
 依頼を受けた津村Jは、状態の良さに歩様の悪さを抱えた中でのギリギリの
 選択と判断だったのだろうと想像しています。

 ここまで述べただけでも、薄暗い闇を感じますが、本馬本来の馬主である
 クラブさんの公式コメントに更に驚愕。
 《中1週での出走でしたが、具合は良かったと思います。(調教師)》

 本当にあの状態で《具合は良かった》のですか?
 あの歩様や仕草は、怪我やねん挫等ではなく新しく身に付けた癖ですか?
 競馬運営上、このようなことは本当に許されてしまうのでしょうか?
 クラブや厩舎は異なりますが、元サンデーR所属のグレートマジシャン号。
 脚元の悪そうな追切を続けた後、1年2カ月ぶりにレースへ復帰。
 2022/07/30 の新潟メイン「関越S」でしたっけ。
 見ていた多くが感じていた通り結果は予後不良でしたよね。−合掌


 このようなケースが続けば、必ずどこかで事故見舞金の制度自体あるいは
 適応要件の見直し、または利率変更が求められてしまうでしょう。
 実際にベッラノーヴァ号の馬券も普通と変わりなく発売されていますので、
 「競馬の公正性確保」という観点からも、もう少し適切に主催サイドからの
 確認を入れるべきかとも思います。

 こちらの記事は、書くかどうか、公開するかどうか、深く悩みましたが、
 コメント欄を閉じたまま全体公開させて頂こうと判断致しました。
 場合によっては、記事自体を削除させて頂く可能性もあります。
 その際はどうぞご海容の程。

 

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