スマートフォン版へ

マイページ

236件のひとこと日記があります。

<< 斜め上から眺めるJC vol.1... ひとこと日記一覧 斜め上から眺めるJC vol.3 ※vol.1 から... >>

2022/11/27 05:47

斜め上から眺めるJC vol.2 ※vol.1 からお読みください

 オネスト号が日本の馬場で、上がり最速までをマーク出来るとは
 思えませんが、それでもレース上がり上位の馬が好走するレースです
 ので、もし私が馬主だったら、全力で3着(約2憶円)以内を狙うよう、
 お願いしますね。 3・4着で1憶円以上違ってしまいますから。
 確かに血統的背景からは血が重過ぎる感じはしますけど。
 愛チャンピオンSの走りからは、日本の芝への対応が可能な感じも
 窺えます。更に加えれば鞍上はルメールJですからね。NF産馬への
 選択権を持ちながら、何故オネスト号に乗ることになっているのか、
 ジワジワ考えてみるのも楽しそうです。

 もう1頭、フランス馬シムカミル号3歳牡について。
 基本的に先行馬ですね。特段、逃げ馬とまでは云えない感じ。
 つまりは今回日本へやってきた4頭の中で、一番高い日本の馬場への
 適性を秘めているということにもなります。
 2走前のパリ大賞典(2着)での走りから、路盤の堅い日本の馬場でも
 十分な力を出せそうな感じがします。パリ大賞典を見れば見るほど、
 オネスト号の抜けた強さは染みてきますけどね。
 後ろのオネスト号か、前のシムカミル号か。
 もう一点付け加えれば、出走資格は十分にありながらも凱旋門賞を
 Passしたという点。JCへの本気度が感じられません?
 また結果論ではありますが、あの超の付くくらい重い馬場での疲労
 の蓄積を避けられたのですから怖いですよね。余力十分でしょう。
 前走ニエル賞では、同じ3歳の日本のダービー馬ドウデュース号を
 4着に下しているのも忘れない方がいいでしょうね。前哨戦として
 目一勝負ではなかったにせよ今年の日本ダービー完勝馬に、良好な
 馬場コンディションでの勝負でキチンと勝っているのですからね。

 最後にデビュー2戦目から連勝街道まっしぐらのドイツ馬3歳牡。
 テュネス号です。この馬とても「危険」ですね。
 スローだと《馬群の中でまったく折り合えない》です。
 猪突猛進という力んで突っ走るタイプではないのですが、馬群の中で
 他の馬のペースに合わせて走るのが難しいタイプなのでしょうね。
 そういう意味では、日本競馬にはまったく合わないとも云えます。
 なのでもし万が一、スローで馬群の中に閉じ込められてしまったら…。
 とにかく近寄らない方が好いだろうと思います。レースが壊れます。
 この仔の前走も遡って動画確認しましたが、以上の理由で基本逃げる
 だろうと想像しています。
 従ってレースはユニコーンライオン号とテュネス号の2頭での逃げ。
 こんな形を想定しています。互いが喧嘩しなければミドルか少し速い
 くらいのペースでしょうか。

 ジャパンカップの好走馬は先程述べた通り上がり3Fの速い馬ですが、
 穴馬の多くは逃げもしくは番手で進めた馬が残ってというケースが
 多いです。ユニコーンライオン号は福島でキッチリご褒美をもらった
 ので、今回はテュネス号のペースガイド的な役割を担うかもと、独り
 空想しています。

 来年、再来年から日本でも斤量の改定が入りますが、今回来日した
 4頭は普段から58kg〜61kgで乗っている馬ばかりですから、3歳55kg、
 6歳牝馬55kgというのはやはり忘れてはならないような気がします。
 だから今回はそういう馬ばかりが選ばれていたのかとも。
 4歳5歳の牡馬ではなく。

 同時に枠順を眺めてみると、テュネス号は外国馬の中では一番外側で
 ユニコーンライオン号の2ゲート内。
 その他は(隊列やレースラップによりますが)比較的有利に進める内側の枠、
 反対に日本馬の有力処は2頭が7枠。
 これで1〜3番人気3頭での決着などどう考えたら実現出来るでしょう。

 外国調教馬のセールスをしている訳ではないですが、迎え撃つ日本馬の
 中味は古馬国内GI馬は0頭。昨年から1憶円賞金増額されているにも
 関わらず、有力とされている馬はことごとくJCスキップですよね。
 「忖度」を自然体で出来る日本ならではのレースになりそうな予感が
 ヒシヒシと感じ取れます。

  *vol.3 へ続きます

お気に入り一括登録
  • オネスト
  • シムカミル
  • ドウデュース
  • テュネス
  • ユニコーンライオン
  • スキップ
この日記はコメントできません。