シュネルマイスター号の種牡馬計画？

「安田記念」
　さすがに好いメンツが揃いましたね。
　馬の評価基準は中距離〜クラシックディスタンスで量られること
　が、まだまだ中心なのは確かですが、日本競馬の「スピード化」
　という基本的施行方針から、一部では年々、マイルでのスピード
　能力への着目度がとても高くなって来ていると感じています。

　調教では、まず、１週前の動きが目についたソウルラッシュ号に
　重く印を打ちたいです。逃げ馬レシステンシア号も気合が乗って
　中々好い感じに映りましたし、カフェファラオ号もすごい迫力。

　並んでそこから一気に追い抜くというのが、馬のやる気を高める
　ひとつの手法でしょうが、とは対称に、並ぶまで気合を付けさせ、
　そこからは併走のままで…というのが、シュネルマイスター号の
　今回の調教。少し前を紐解くと、勝利時や連対時には、この仔も
　先着で終わらせているので、その点がとても気にはなるのですが、
　「種牡馬」という視点でこの仔の戦歴を眺めると、キングマンの
　種を着けて輸入したのではなく、既に生まれていた馬の仔ごと、
　ドイツオークス馬である母馬も輸入したという経緯に、深い意味
　や目的が感じられてなりません。

　もちろん下の弟(ローカナ)、妹(ドゥラ)にも大きな血統的価値が
　あるのは間違いないですが、キングマンのDNAを持って種牡馬に
　なるということには、比較にならないくらい重い意味が含まれて
　いるのだろうと思います。

　前述の通り、調教が少し考えさせられるところがありますので、
　そこまで大きな額を賭ける気はありませんが、単勝はしっかりと
　押さえておきたいですね。(馬単も)

　２歳戦がはじまり、来週12日には早くもうちの仔(一口出資馬)が
　デビューしてくれるのですが、ここしばらくは又、あまり競馬に
　没頭出来ない日々が続きそうです。
　合間合間を縫って、出来る限り時間を取って行きたいですが…。
　　では皆様、今日もまた素敵な１日を過ごされてください。

〈結果〉勝ったのは同じサンデーRの牝馬ソングライン号の方。
　　シュネル君は、結果、脚を余して２着。少し勿体無かったですね。
　　３着サリオス号、４着３歳馬セリフォス号。この２頭もかかなり
　　頑張っていました。